ねぎやんのしま人のたわごとパ-ト2

視覚障碍者、ねっしーのあれこれ日記・・・

zeissのOliVe(SAFARI)

2016-02-27 09:52:00 | ノンジャンル
ツァイスの中では、ずいぶん長く作られているモデルです。

8x30B olive(safari)です。




現行(製造中止でなければ)と今回私が落札したものは、ずいぶん変わっているようです。

私はコイツでこの機種を3台所有したことになります。
初代は今回と同じ、次は新しいPコートつきの現行品でした。


さて、この本機は最初期と思われる1980年代生産の、生粋の西独製(統一前)で
まだHENSOLDTの文字は本体にありません。

中央軸にレンズマークとCARL zeiss 裏側にWESTGERMANY と記載があります。

また、この頃は、OLIVEの記載はありましたが、SAFARIの俗称はなかったかと思います。
(昔のカタログの記憶ですが)


対物ほかすべてモノコート(その後Pコート付きになったかと。)です。
当然コイツはPコートなし
T*記載の物も有るようなので、本当かどうかは分かりませんが、そうすると3種類は有ることになります。


今回落札したものは、はっきり言ってボロい外観ですが、本体はギリギリセーフ
多分、前オーナーは、窓際に置きっ放しにして、何年も経過してしまったようです。

対物は下に向けていたようで、大丈夫ですが、接眼鏡のアイレンズは汚れて、しかもヤケというか、劣化が見受けられます。

救いは、視野レンズではないので、覗いてもあまり関係ないというか、気になりません。

覗いた感じは、視野こそ暖色系ですが、ツアイスらしいいキリッとした像です。
モノコートなので、光の加減でフレアが出まくりますが、まあベテランユーザーなら
使い方もご承知でしょうから、問題無しかと。

特に、モノコート時代のコイツは、色収差が目立ちませんので、非常にシャープに感じます。

T*コートは、素晴らしいコントラストを提供しますが、どうも色ずれを起こす原因のような??まぁ、分わかりませんけどね、本当の事は。

とにかく、ツアイスをチョーーー乱暴に使うにはもってこいのブツを落札しました。
一応言っておきますが、エントリーに近いこの機種でも、現在は15万円以上しますから・・・
いくらなんでも、今回の落札値は安すぎますって。

まあ、ハズレを弾くことも多いですから、良しとしましょうか。

星見には、防水(もう劣化して本機はダメでしょうが)ですし、とてもシャープですし、意外とよく見えます。

そうそう、今まで気づきませんでしたが、視野が昔のは広かったのでしょうか?
見掛け60度あります。
確か56度くらいだったような???


次は同WEST ZEISSの10x40Bが来たら書きますね。やはり古いものを落札しましたんで。

西独ツアイス最高の・・・??

2016-02-21 16:40:00 | ノンジャンル
数あるZEISSの中でも、多分というか、私的には一番のキワモノですかね


ご存じの方も多いとは思いますが、買う人はほとんどいないかと。。。


コレ





日本のマニアの方でも、HPで紹介されている方を見かけないのと(検索でひっからないだけかな?)あまりに高いので、安く入手できたらインプレをと思っていたのですが、そんなこんなしているうちに、肝心の目がわるくなってしまい、出来なくなってしまいましたので、あきらめていました。

が、今回安く入手できたので、簡単にご紹介をしますね。

大阪の石x3さんが所有していたかと思いますが、インプレなかったので、ちょうど良いかな。

さて、本文


西独時代のツァイス30x60B シュミットカセグレン(シグラー型?)スコープですね。

一部マクストフとの記載のあるHPもありましたが、補正版はどう見てもメニスカスレンズ(球面)ではないので違うと思います。

それに、当時のカタログに、補正版は非球面との記載がありましたので、シュミットカセグレンタイプであるとは思いますが。。。

詳細情報はカタログなど捨ててしまったので不明なため、憶測での記載になってしまいますが、ご容赦を。

対物径は60mmしかなく、それでカタディオプトリック光学系とは、ようやるななんて思います。
倍率は30倍と比較的高倍率ですが、多分瞳径2mmを優先した倍率の気がします。

この望遠鏡(単眼鏡)は、バードウォッチングや天体観測などに最適とかなんとか書いてあった気がしますが、これ以上瞳径を小さくすると、バードウォッチングの時に使いづらくなるから、ギリギリの選択肢だったのでしょう。


Bタイプですからハイアイ、眼鏡仕様です。T*コートはついてません。
モノコートですね、接眼部もアイレンズはモノコートです。

最短合焦距離は多分20mくらい、実視野は2度、見掛けは60度だと思います。
無限遠からさらにフォーカスに余裕がありますので、近眼でも大抵の人は大丈夫かと思います。

1984年~2000年まで生産されたとの記載がどっかのHPにありましたが、本当だとすると、よくもまあこんなん作り続けたななんて感心してしまいます。

だって・・・


60mmで固定倍率ですよ・・・

しかも、ご丁寧にシュミットカセグレン(と思われる)にして、収差を抑え込んでいます・・・生産コストが掛かるでしょうに。

西独(オーバーコッヘン)ZEISSは、民生品の商業ベースにのらないものは作らない会社なのに、どう考えてもこいつはNGワードの気が・・・

よくぞ作ったなあなんて思います。

その代わり、ロシアンマクストフなどとは別次元の鋭像には驚きます。
まあ当たり前ですかね、口径も小さいし、そもそも高性能フィールドスコープなので。


近所のマンションのタイル壁をコイツで覗くと、歪曲がほとんど有りませんと言うか気づきません。

色収差は当然ありませんし、スカッとした像が飛び込んできます。


少々視軸がズレると、青色が視野中に目立ちますが、コーティングのせいでしょうか?


星像は、ほとんど均質で、本当に最外周でちょびっと崩れる(非点収差かアス)だけです。

多分気付かないレベルだと思います。

コントラストは倍率が高く、瞳径が小さいので良い方ですが、像質は反射系なので、冷淡なのは言うまでもありませんね。


が・・・光学系はパーフェクトに近いにも関わらずこのスコープの足を引っ張っているのがコイツ・・・



オプションのモータードライブユニット!


まさに”ギミック!!”

無骨で、デリカシー?のかけらもないシロモノ
マブチモーター(が悪いと言う意味ではありませんが)でも入っているかのような、
うるささ、コンピューターロジックの欠片も見られない、まったく精密感の無いフォーカシング動作・・・

スマートさに欠けるドライブユニットと本体の連結機構など、まさにドイツ???

本体の性能とは裏腹のドライブユニットには、閉口してしまう。

とにかくヒドイ!

単3乾電池x4本(多分直列6V)は良いのですが、これまた精度の悪い電池ボックス
電池押さえが無いので接触不良を起こしやすい気がします。

案の定、最初は動かず、??と思いましたが、スポンジで押さえたらある程度直りました。
もっとも、この最初のオーナーは、どうも電池を入れっぱなしにしていたっぽく、
液漏れの跡がありましたので、それのせいでしょうか?

アホーなので、まあ出品者は確信犯でしょうが、安かったし、本体の不具合ではありませんので
良しとしました。

それに、一応動きますからね。


さて、このドライブユニットですが、とにかく粗動ONLYで、微動やフリクション機構がない為に、イライラすることもあります。

微妙なピント調整をしたくてもできません。
手で動かしたくても、連結してしまうと、事実上動きません。(無理やりやれば別ですが)
意外とモーターのトルクは大きく、こんなフォーカス動かすのに何で?と思ってしまいます。

フリクション機構でもあれば、手で動かして、モードラで微動なんて選択肢もあったでしょうが、
今更仕方ありませんです。


とにかく、褒める場所がありません、このドライブユニットは。。。


本体価格は23万円でしたか、クエスター級の精度ある本体としては、ZEISSですから
許せても、ドライブユニット38000円は・・・(まあツアイスとしては安いのかな?)


なんでこんな物作っちまったのか、西独ツアイスご乱心の様子を表す製品です。

海外でも、単なるネタとして扱われているような・・・

しかーし、キワモノは楽しいです。

マニア心をくすぐります。

性能よりギミックを選んだ?西独らしからぬ製品、あなたもいかが(笑)





40年近く経って・・・

2016-02-14 12:43:00 | ノンジャンル
実際には39年前ですが


リーリトナーとジェントルソウツのLPで
ダイレクトカッティングのレコードの話題です。


当時はレコードを作る前に、一度オープンリールにて、
レコーディングし、そいつを編集(ミックスダウン)して
レコードのもとになる「ラッカー盤」にカッティングマシーンで書き込み、
そいつをレコードのプレス機で量産という順序でしたが、
どうしても、テープに取るのでヒスノイズはもちろん、音質劣化も大きく、
そいつをなくす目的で作られたのがダイレクトカッティングとは、言わずもがなですが、
当時そのレコードの代表がこの、リーリトナーとジェントルソウツのアルバムでした。

但し、発売は1977年ですから、まだエレキではなくフォークギターで練習していましたね、私は。

1978年にエレキを始めるのですが、友人のI氏宅に遊びに行ったときに、リトナーの「キャプテンフィンガーズ」のレコードをかけながら、エレキで弾いたのでした。

一発でカッコエェ~♪

となりまして、これがリトナーとの出会いのきっかけでした。


で、まだエレキを持っていない私の友人が、エレキをかしてくれました。

で、そんなこんなで、ダイレクトカッティングのレコードがリトナーで出るよと
友人から聞き、即他の友人が買いまして、貸してくれました。

実はこの時のジェントルソウツはテイク2の方だったんだと、最近知りました。

私がずっと聞いていたのはテイク2で、1は、もっと前に出ていたそうな。


どうりで、自分のカセットの音楽(とくにキャプテンカリブ→ゲットアウェイ)と、ラジオから聞こえてくる音楽が違うんですよ。

ホント不思議でした。

で、自分が中古で買ったのは??

それはテイク1でした。
コード番号 VIDC-1ですね。
こいつがVIDC-101 になると テイク2なんだそうです。





ところがところが、このテイク2方がクセモノで、ほとんど出てこないとか。


CDで探したら、なんとプレ値で1万円以上とか・・・


いくらなんでもそんな金額はイヤだ。


あっちこっちリサイクル屋を回ったけどなくて、辛抱強くネットで探すことに。

で、出ました、レコードが!!!



うれしいです。


と言ううわけで、そんなご紹介でした。


知ってる人や、興味無い人にはつまらん話題ですね。






次回は、久々に光学機器のキワモノの話題を書く予定です。

バレンタインデーってか!

2016-02-14 12:33:00 | ノンジャンル
あまりモテない私のような人間にはまったく縁のないイベント

「バレンタインデー」


まあ、家内が可哀想だとくれるのですが、そもそもチョコ大好きな私としては、
このイベントがあるおかげで、この前後1週間はチョコを買えないのですよ。
ってか、買う勇気がありません。

前にも書きましたが、俺はモテナいと言っているようなもんですから、
恥ずかしいです、

無論、店の人なんてそんなの気にも留めていないかと思いますが、
男の心情的には、やはり恥ずかしい。


よく母親が「うちの子はたくさんもらってきたのよ」なんて自慢話しをされますが、
まさに私たちにとってはイジメなんですよね。


○○ハラスメントってやつ?


そういう人達の為に、即日お返しチョコみたいなのはないかな?
だと、買えますよね(笑)


家内に買ってもらったのですが、自分で選びました。

これ、昔からファン多いですよね。