大手商社、テレビ通販拡大――放送メディア多彩に

2007年07月04日 13時52分09秒 | ニュース
http://it.nikkei.co.jp/digital/news/index.aspx?n=AS1D280E1%2001072007

 大手商社がテレビ通信販売事業の拡大を急ぎ始めた。三井物産系と三菱商事系の通販会社は年末からBSデジタル放送で番組提供を始める。住友商事はケーブルテレビ(CATV)最大手のジュピターテレコム(JCOM)と連携して視聴世帯数を増やす。テレビ通販市場は年率2割超の成長が続く。視聴者数が収益に直結するため、番組を流すメディアの幅を広げて露出を増やし、需要を喚起する。

 三井物産は全額出資子会社を通じてBSデジタルの放送免許を取得し、12月から視聴無料の「ワールド・ハイビジョン・チャンネル」を始める。売り物は昼間と深夜帯で生放送する計12時間程度の通販番組で、米通販大手と三井物産が共同出資するQVCジャパン(千葉市)が制作・運営を担当する。

[2007年7月2日/日本経済新聞 朝刊]

エフエム東京、携帯にゲーム配信

2007年07月04日 13時51分04秒 | ニュース
http://it.nikkei.co.jp/mobile/news/index.aspx?n=AS1D290AJ%2002072007

大手ラジオ局のエフエム東京は東京と大阪で試験放送中のデジタルラジオの普及を狙い、携帯電話が中心の対応受信機向けにゲームソフトや電子書籍を配信する。インターネットでも、パソコンなどで全国で聴ける番組を流す。コンテンツ(情報の内容)強化と聴取可能地域の拡大で、今後1年で利用者を現在の10倍の約1000万人に増やす考え。

 2日からデジタル放送用の二つのチャンネルの内容を大幅に改編した。若者向けチャンネルの「エナジー」は音楽や映画の宣伝用動画などを流すほか、有料や無償で電子書籍やゲームソフトも配信。「マジック」は大人向けに東京の文化情報などをネットで流す。

[2007年7月3日/日本経済新聞 朝刊]

NTTグループ、公衆無線LAN無料サービス

2007年07月04日 13時49分51秒 | ニュース
http://it.nikkei.co.jp/internet/news/index.aspx?n=NN001Y076%2001072007

NTTグループはカフェや駅などでネットに接続できる公衆無線LAN(構内情報通信網)の無料サービスを7月上旬に始める。無線LAN対応のパソコンは普及しているものの、外出先で利用する消費者は一部に限られている。機能や接続時間を制限した無料サービスでまず利用者を拡大し、グループ各社の有料サービスに誘導する狙い。

 NTTグループの無線LAN接続エリアは全国2100カ所以上。うちサントリー子会社が運営するカフェ「プロント」の店舗や京浜急行電鉄の駅など約200カ所で無料サービスを開始、スポーツニュースや天気予報を配信する特設サイトに常時接続できる。名前やメールアドレスを入力すれば、期間限定で1日10分間、一般サイトへの接続も可能。

[2007年7月2日/日本経済新聞 朝刊]