TBSと三井物産、9月から携帯サービス開始

2007年06月25日 12時13分52秒 | ニュース
http://it.nikkei.co.jp/mobile/news/index.aspx?n=AS1D210CJ%2022062007

TBSは三井物産との提携関係を強化し、放送と携帯電話の連携サービスに乗り出す。共同出資する企画会社を増資し、9月に携帯サイトの運営などを始める。放送と通信の垣根が低くなる中で、携帯との連携サービスを具体化する中核会社に位置づけ、2007年3月期で550億円の放送外収入を11年3月期に3倍弱に増やす。

 両社は05年10月に共同出資の企画会社「TMモバイル」を設立し、新サービスを検討してきた。事業化にめどがつき、近く資本金を9000万円から10億円弱に引き上げ、社名を「TBSディグネット」に変更する。出資比率はTBS6割、三井物産4割で変更しない。

 TBSディグネットの事業は携帯向けの放送連動型コンテンツを中心とする。9月からTBSの携帯サイト「TBSエンタテインメント」の運営を手掛けるほか、ワンセグ(携帯端末向け地上デジタル放送)や携帯向け通信コンテンツの開発や制作、運営を手掛ける。

[2007年6月25日/日本経済新聞 朝刊]

ヤフー、ネット調査を強化――子会社2社合併

2007年06月22日 10時25分30秒 | ニュース
http://it.nikkei.co.jp/business/news/index.aspx?n=NN002Y007%2021062007

 ヤフーはネット調査子会社のインフォプラント(東京・中野、大谷真樹社長)とインタースコープ(東京・目黒、田部信社長)を7月1日付で合併すると発表した。ヤフーはネット広告以外で、法人向けビジネスを新たな収益源として強化している。合併で調査モニター数やノウハウなど経営資源を集中し、ネット調査事業の拡大につなげる。

 新会社の名称はヤフーバリューインサイト(東京・中野)。新会社の社長にインタースコープの田部社長、会長にインフォプラントの大谷社長が就く。ヤフーの井上雅博社長は社外取締役に就任する。調査モニター数は両社合計で65万人になる。2007年12月期に売上高60億円を見込む。

[2007年6月22日/日経産業新聞]

ユーチューブ、利用経験5割・口コミで認知向上

2007年06月21日 10時18分07秒 | ニュース
http://it.nikkei.co.jp/internet/news/index.aspx?n=NN001Y316%2020062007

 ネット調査のマクロミルは20日、動画共有サイト最大手の「ユーチューブ」の利用実態調査をまとめた。若者の利用が多く、利用経験者は全体で5割となった。動画の著作権問題などが指摘される同サイトの情報が、口コミで広がっている実態が明らかになった。

 ユーチューブの認知度は72%、利用経験率は49%。年代別の利用率では15―19歳の男性が90%、同女性が81%と突出した。利用したきっかけは「友人からの口コミ」が34%でトップ。一方、利用経験者のうち、ユーチューブの情報を他者に伝えたことのある人は54%。その伝達手段は「口コミ」が43%で最も高かった。

[2007年6月21日/日経産業新聞]

YouTube日本語版開設――スカパーが動画提供開始

2007年06月20日 10時36分10秒 | ニュース
http://it.nikkei.co.jp/internet/news/index.aspx?n=MMITba002019062007

米YouTube(ユーチューブ)は19日、メニューやFAQなどを日本語化したYouTubeを開設した。同時に、スカイパーフェクト・コミュニケーションズ(スカパー)が日本のメディア企業として初めてYouTubeに専用ページを設け、動画コンテンツを配信すると発表した。YouTube内には「SkyPerfecTV!」チャンネルが開設され、スカパーが放映権を持つJリーグの試合動画などを公開している。

 YouTubeは今まで日本語での検索やタグ付けなどはできたが、メニューやアカウントの取得画面は英語表記だった。日本語版と同時に、フランスやスペイン、イタリアなど世界9カ国版のサイトを開設。今後それぞれの国に合わせたサービスの提供を予定しているという。

 スカパーはYouTubeと「コンテンツ・ホスティング・サービス」契約を締結。日本国内のみで見られるパートナーページを設け、通常は1本あたり10 分となっている上限時間に縛られず長めの動画も配信する。番組のプロモーション動画を配信することで、スカパーへの契約誘導を図るという。

[2007年6月19日/IT PLUS]

米衛星放送大手2社、米クリアワイヤと提携――CATVなどに対抗

2007年06月20日 10時16分36秒 | ニュース
http://it.nikkei.co.jp/digital/news/index.aspx?n=NN001Y926%2019062007

【ニューヨーク=西邨紘子】米衛星放送最大手のディレクTVグループと2位のエコスター・コミュニケーションズは無線ネット接続サービスの米クリアワイヤ(ワシントン州)と提携、サービスを相互に提供する。テレビ放送と電話・通信を組み合わせたパッケージで利用者を伸ばすケーブルテレビ(CATV)や通信各社に対抗する。

 例えばディレクTVとエコスター傘下のディッシュ・ネットワークの加入者はクリアワイヤのネット接続サービスを加えることを選択できるようになる。クリアワイヤがサービスを提供している全米13州で年内にサービス提供を開始する予定。価格は検討中だが、それぞれ加入するよりも割安になる見通し。

[2007年6月20日/日経産業新聞]