仏主要学生団体、首相との会談拒否・労組、スト決行の構え

2006年03月25日 23時44分43秒 | パリ
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20060325AT2M2500U25032006.html

【パリ=奥村茂三郎】フランスの若者向け「新規雇用契約(CPE)」を巡る混乱で、「学生全国組織」(UNEF)など新雇用策の撤回を求める主な学生団体は、ドビルパン首相による25日の会談開催の呼び掛けを拒否することを決めた。仏主要労組は28日に予定している大規模ストに「大量の動員をかける」と表明、首相への揺さぶりを強めている。

 ドビルパン首相は学生デモを主導する団体代表と初の直接対話を実現させ、新政策に理解を求める意向だった。これに対し主要学生団体の1つ、高校生連合(UNL)は「CPE反対運動は日増しに強まっているが首相は現実を直視しようとしない」と批判した。

 労組は28日のスト決行へ向けた準備を進めている。フランス労働総同盟(CGT)のチボー書記長は25日のラジオ番組で「CPE撤回に向けた戦いの手を緩めることはない」と言明、「28日のストは極めて大きな規模になる」と述べた。 (20:22)


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