仏オランジュリー美術館、改装終え6年半ぶり開館

2006年05月05日 10時15分14秒 | パリ
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20060505AT1G0400N04052006.html

 印象派の巨匠クロード・モネの「睡蓮(すいれん)」で有名なパリのオランジュリー美術館が約6年半に及ぶ改装工事を終え、今月半ばに開館する。3日、内部をマスコミに公開した。

 美術館の心臓部「睡蓮の部屋」はガラス天井にし、天然の光が穏やかに入る明るい空間に生まれ変わった。美術館はもともとモネ自身の希望に従い、天然光が入る構造だったが、1960年の改装で上下2階に区切り、睡蓮の作品は光が当たらない下の部屋に配置されていた。

 建物の西側部分には地下階を新設、画商ポール・ギヨームらのコレクションを集めた。ルノワール、ユトリロ、モジリアニなどの144点がある。準備が順調に進めば5月17日から一般公開する(21日までは無料)。今年11月からテーマ別の特別展も予定している。(パリ=安藤淳) (22:40)


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