仏の学生ら、ソルボンヌ大を占拠・新雇用法に反対

2006年03月12日 22時44分29秒 | パリ
http://www.nikkei.co.jp/news/past/honbun.cfm?i=AT2M1100M%2011032006&g=MH&d=20060311

フランスでドビルパン首相が打ち出した新たな雇用促進法に対する学生の反発が拡大している。パリの学生街、カルチェ・ラタンでは学生ら数百人が10日、「ソルボンヌ大学」(パリ第4大学など)を占拠した。

 同大はドゴール元大統領を退陣に追い込んだ1968年の5月革命で学生運動の象徴となった場所。学生が同大を占拠するのも同革命以来、約38年ぶりとなる。

 機動隊は催涙弾を発射するなどして大学前の広場から学生らを排除、11日未明に構内に突入した。学生らは校門に机やイスでバリケードを築いて抵抗している。新法は企業が26歳未満の若者を雇った場合、最初の2年間は理由を示さずに解雇できる制度を盛り込んでいる。(パリ=奥村茂三郎) (13:07)


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