<画材>
石膏デッサン:ジュリアーノ・メジチ胸像
ミケランジェロ作
1530年ごろ
依頼主は当時の新教皇レオ十世
レオ十世はメジチ家出身
その後財政難から契約を解除されるも
今度は教皇の従兄弟ジュリオ・ディ・メジチ卿が依頼を再開して
ようやく完成したという大作です
ジュリアーノはロレンツォの弟で大変な美男子
長身でフィレンツェ中のお嬢様たちの憧れの的だったそうです。
にしてもちょっと若作りしすぎ?
流石に依頼主もそう感じたのか
『少し盛りすぎじゃね?』
それに対してミケランジェロは
『300年もしたら彼の本当の素顔を知っている人はもういませんぜ』
『あ、なーる!』
と言ったとか言わなかったとか:指導講師U先生の雑談より
確かにね
しかーし
メジチ家は大富豪
ミケランジェロだけでなく多くの彫刻家や画家のパトロンだったので
一族の肖像やら彫刻などがわんさかあって
ジュリアーノも生前にボッチチェッリ(ジュリアーノとはマブダチ)に肖像画を描かせているので、そっちが本物に近いらしいとのこと(黒髪のイケメンですが顎がもうちょっと長い)
かくいうワタクシも
だいぶ盛ったというかなんというか
くだんのU先生曰く、
「形は違うがデッサンは正しいからこのまま行ってしまおう!」
え〜?!
どうすればいいの??!!
,,,って今ここ.....
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