横浜焼売(シウマイ)物語2024

2年ぶり再開。ハマっ子のソウルフードは崎陽軒のシウマイ。漫画書き柴犬溺愛。落語らぶ。晴れ時々ランニング、更新随時

岸辺露伴はここにいた

2024-07-29 | 旅行、おでかけ


1ヶ月ほど前のこと
NHKドラマの岸辺露伴シリーズが好きで、あの岸辺露伴邸に行ってみたい!と
願っていたら本当に見学できたお話。

なんと露伴邸のロケ地は見学可能。
やんごとなき事情から、
勿体無くも御福わけをいただくことになりました。
Kさん、Nちゃんありがとうございます!

場所は葉山
最寄のバス停からトコトコと山道へ
あの露伴邸が見えてきました!

露伴邸と呼んでますが
本当は加地邸


昭和初期の注文住宅。
それもただの注文住宅などではなく
かの帝国ホテル(旧館)をデザインした
フランクロイドライトの愛弟子、遠藤新(えんどうあらた)の設計。


依頼主は、当時の三井不動産ロンドン支店長のちに頭取、加地利夫氏で、
白金の本邸とともに葉山の別荘として建てられました。

ここはサンルームですって!奥様!

今風にいうとデザイナーズなんちゃら
調度も特注、

用途に合わせたお部屋は人が使うことを前提に
そこでどう過ごせるかまでを想定していました。
もちろんデザインも素敵で
遊び心もありどこか懐かしい雰囲気が漂います。
どの部屋にいても心地よく過ごせること間違いなし
いつまでもそこにいたいと思わせる空間が
積み重なり複雑な階段と繋がって
人はそこを循環する水のように動くことができます。
どこを取っても絵になるのでロケ地に選ばれるのもっともだ!

ちなみに岸辺露伴の仕事部屋はここ↓

人がそこに入ると、部屋がさらにいきいきするような感じがします。

特注の調度品を生かしつつセットを変えることで
空間が自由に変化するのですが
独特の品格のようなものがあって常に個性的なカットが撮れる。

こちら図書室。
こんな図書室ならいつまでも本を呼んでいられそう

一番気に入ったのが
展望室

窓からの眺めが最高でした


加地邸について詳しく知りたい人はこちら
見学ツアーの詳細こちら
おまけ;
葉山の加地邸は岸辺露伴だけでなく、ドラマやCMのロケによく利用されているので、
あ!見たことある!っていう人多いと思います。(ラストマン=全盲の捜査官でも大泉洋さん演じる刑事の実家っていう設定でちょこちょこ登場します)
なんでもテレビ朝日系の『じゅん散歩』でも7月末に放送されるようですよ。
あ、もう明日か、明後日だ!!!