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遊 中川 本店 &茶論 奈良町店

2018年11月06日 | +奈良

三輪山から奈良にもどって、旅の最後に奈良町の「遊 中川 本店」に入っている喫茶「茶論」(さろん)でお茶の時間をすごしました。

「遊 中川」は中川政七商店の中の、主に布製品を扱う和雑貨のブランド。中川政七商店は、享保元年(1716年)に奈良に創業した奈良晒とよばれる麻織物の問屋さんですが、2008年に跡を継いだ13代社長がビジネス感覚に優れた方で、問屋業から生活雑貨の小売業へと業務転換を図り、今では全国展開する人気のお店となりました。

奈良町の本店は、古い商家の風格を残しつつ、洗練されたシックな空間でした。平日に一度訪れたときに、奥に喫茶があるとうかがっていたので、再び足を運んでみました。

喫茶はテーブル席がいくつかある他は、お座敷となっていて、廊下をはさんでこじんまりとしたお庭が見渡せました。こちらでは喫茶の他にお茶室があり、茶道の教室も開かれているようです。

襖にはお店のトレードマークにもなっている鹿さんが描かれていました。お座敷にあわせて古びた絵に見えましたが、ひょっとしたら新しく描かれたものかも?しれません。

私は抹茶ラテをいただきました。濃茶のおいしさが体にしみわたります。鹿の浮彫のついた小さなお干菓子とともに。

フレンチプレスで淹れるコーヒー。

これは抹茶のアフォガード。

温かい濃茶と冷たいアイスクリームとのコンビネーションがたまりません。

お座敷からお店の様子が見渡せます。問屋さんの時の名残りの造りなのでしょうね。

おみやげは平日に来た時に、ほとんどこちらでまとめ買いしました。中川さんは都内にいくつもお店がありますが、これは奈良限定ですよ、とお店の方に上手に勧められ、ついいろいろと買ってしまいました。左奥の缶に入っているのは人間用の鹿せんべいです。^^ 人に差し上げるのにいくつかまとめて購入しました。

奈良旅行記はこれで終わります。最後までおつきあいくださり、ありがとうございました。


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
☆ ごみつさま ☆ (セレンディピティ)
2018-11-08 09:25:59
ごみつさん、おはようございます。
うれしいおことばありがとうございます。
私自身、歴史や文化の奥深さ、自然の豊かさなど
奈良の魅力に改めて気づかされた思いです。
観光地...ではありますが、大らかな時間が流れていて
心安らぐのを感じました。
鹿たちもかわいかった~☆

長らくおつきあいくださり、ありがとうございました☆
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鹿せんべい食べたい (ごみつ)
2018-11-08 03:01:40
こんばんは!

なかなかコメントにおじゃま出来ませんでしたが(^-^; 奈良旅行記、楽しく読ませていただきました。

セレンさんらしく写真も丁寧でとてもきれい。奈良の歴史の奥深さや、最近の見どころなんかも教えていただいて、とても楽しかったです。鹿たちも可愛いし、行きたいな~奈良。

お土産も可愛いしお洒落!
素敵な旅行になりましたね~。
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☆ ノルウェーまだ~むさま ☆ (セレンディピティ)
2018-11-08 00:38:26
まだ~むさん、こんばんは。
人間用の鹿せんべいは、ご近所さんなどへのおみやげ用で
家には買わなかったのですが、きっとおいしかったと思います。^^;
アフォガードも抹茶ラテも、おいしさをぎゅっと閉じ込めたような
濃い目の抹茶が最高においしかったです☆
ゆったりした時間が流れていて、旅を締めくくるのにぴったりの空間でした。
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人間用! (ノルウェーまだ~む)
2018-11-07 21:40:45
セレンさん☆
人間用の鹿せんべいはいいですね~~
どんなお味でしたか??気になります。
アフォガードも美味しそう♪
趣のある庭園を眺めながら、和モダンなお店でまったり和スイーツを召し上がるなんてほんと素敵です☆
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