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六盛 スフレ&カフェコーナー茶庭

2019年12月10日 | +京都

京町家でラーメンをいただいた後は、息子のリクエストで今度はスフレを食べに行きました。四条烏丸から東山二条までバスに乗ります。

豊かに水をたたえた美しい川の風景に思わず息をのみました。このあたりは岡崎といって、近くに平安神宮がありますが、周囲は落ち着いた住宅街です。この川は琵琶湖疎水で、この近くで鴨川に流れ込んでいます。

息子が行きたいと言ったスフレのお店は、琵琶湖疎水沿いにあります。なんとなくカフェ風のかわいらしいお店を想像していましたが、Google Mapsに導かれたお店は立派なお料理屋さんの造りです。番頭さんがお店の前に水を撒いていました。私たちの姿を見て「スフレですか?どうぞ、どうぞ」をお店に案内してくださいました。

こちらのお店は「六盛」さんという京料理の老舗で、美しい ”手をけ弁当” で有名だそうですが、別室の「スフレ&カフェコーナー茶庭」で、おいしいスフレがいただけます。

カウンターとお座敷のあるカフェは落ち着いた雰囲気で、私たちが入った時には、マダムやおじさまたちのグループがゆったりとお茶の時間を楽しんでいました。

窓の外には美しい緑。その間から琵琶湖疎水の水面がのぞいています。

スフレは、バニラ、抹茶、ショコラ、フロマージュ、季節のスフレとあります。私たちはバニラのスフレと飲みもののセットをいただきました。

スフレができるまで20分くらいかかるので、先に運ばれてきた飲みものをいただきながら気長に待ちます。手前のはスフレにかけるソースです。セットの飲み物は、私たちはコーヒーと紅茶をいただきましたが、ワインやスパークリングワインもあります。

じゃーん。スフレが運ばれてきました。ココットから、きのこのようにふくらんだスフレ。表面の焼き色もムラがなく、美しくなめらかです。

テーブルの上に置かれたインストラクションに沿っていただきます♪ まずはスフレの中央にスプーンで穴をあけまして、そこにかき混ぜたソースを流し入れます。ソースをからめつつ、いただくスフレはふわ~っ、しゅるしゅる~と口の中で泡のように溶け、はかなくも甘美なおいしさ。ぜいたくなひと時でした。

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これで京都・城崎旅行記をおわります。長らくおつきあいくださり、ありがとうございました。

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