目は閉じてしまうと嫌なものをシャット・アウトすることが出来ますが、耳は眠っている時でもまた両手で塞いだとしても、常に身体の内なる音から逃れることは出来ません。しかも、現代社会は多様な騒音に囲まれながら生活せざるを得ず、その不必要な音を意識しないでカットするメカニズムが働き、次第にある音域に対し扉を閉じてしまうことになっているそうです。
耳は五感の中でもリセットして生まれたての感性に戻しやすい器官とされ、社会生活による歪みを癒し“耳を開いてやる”ことで、心を過度の緊張から解放し脳や身体の活性化を促すと解説されています。
著者が医者として耳の矯正による心身療法を施すのと同じような効果が期待できる、高周波音を豊富に含んだオリジナル音楽が4曲入ったCDが同梱されています。本を今日読み終えたばかりでまだ曲を聴いていませんがしばらく試す積もりでいます。
※ 写真のサクッとして美味しい「桜パイ」は、阪急山田駅の複合モールDewのケーキ&カフェ「grand deco」でこの季節に味わえます。
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