我が街の千里山でも、お店や住宅そして第一噴水など恒例になっている場所で、日毎に飾り付けが増えていくのが見られます。
その中でも僕が通りがかりで毎年気になっているのは、やはり千里山キリスト教会の「シオンの丘」に立てられる大きなツリーです。駅から千里山団地の桜並木の通りを北に向かって歩くと、礼拝堂の屋根に輝く光の十字架と対になって、家並みのシルエットに見え隠れしています。十字架と同じく白い光のシンプルな印象のツリーですが、それがかえって清澄な信仰のイメージとして冬の夜にはとても似合うのです。
階段を上り「シオンの丘」には誰でも入ることができるのですが、僕のお薦めは24日イブのミサを訪れた時に見上げることです。僕は信者でもないのですが去年初めて行き、キャンドルサービスや賛美歌を一緒に歌わせて貰いました。ミサが終わると温かい善哉が振る舞われ皆さんと談笑を楽しみました。今年のイブにはそんな過ごし方はどうでしょうか。