goo blog サービス終了のお知らせ 

千里山ブラウズ

SENRIYAMA BROWSE 千里山の商店街や街並みを散策しながら、素敵な人やお店そして風景と出会えれば‥‥

千里山・冬のイルミネーション

2006-12-11 09:36:23 | 千里山花物語り
先日TV番組で、日本での冬のイルミネーションの始まりは札幌の大通り公園の「ホワイト・イルミネーション」だということが言われていました。仙台のケヤキ並木のイルミネーションも自然の木々を彩り壮大なものです。
そういったものに比べるべくもない規模ですが、千里山では千里山商栄会が第1噴水やレッチワース・ロードをイルミネーションで飾るのをかわきりに、お店や住宅でも光りの交歓が始まりました。やはり僕たち住民にとって街のイルミネーションは、桜で始まった一年間の「千里山花物語り」を締めくくる「冬の花」とも言える楽しみを与えてくれています。
それぞれに想いの籠もった演出ですが幾つか紹介をさせて頂きますと、先ず最近は光りのオブジェ風に楽しめるものが増えてきているように思います。お洒落なアートツリーも華美に走らずにセンス良く主張しています。そしてやはりお隣さんとの協演は微笑ましく温かい地域コミュニケーションを感じさせてくれます。
さて、僕にとって今年一番インパクトがあったのは千里山団地のベランダを飾るイルミネーションでした。特別に素敵なものということではないのですが、その高い中空に浮かんだ光りの星雲を見上げると、何か儚くも美しい想いをより感じさせてくれるようで、強く印象に残ったのではないでしょうか。この団地は駅前の駐輪場となっている公園から見られます。

関大のイルミネーションはこちらにエントリーしています。

※千里山.NETの「街並み案内」×「桜・草花」に千里山のイルミネーションのページをUPしていますのでご覧下さい。

千里山の紅葉八景

2006-11-25 00:01:14 | 千里山花物語り


今夕のニュースの天気予報では、明日は紅葉狩りに最適な麗らかなお天気になるとのことでした。関西の全ての地域で一番の見頃の季節だそうですので、家族や恋人と出かけられるのも良いのではないでしょうか。ちなみに日曜日は又低気圧が近づいてくるので、肌寒く崩れるらしいです。
今週はいつもカメラを携行して、団地の桜並木など千里山の紅葉を少しずつ撮り溜めていました。その間は一日ごとに桜の葉は赤く色付きハラハラと路上に落ちていき、変わりにケヤキや銀杏の黄色が濃くなっていくのが、ファインダー越しに(液晶ですが‥‥)良く分かりました。
紅葉と言えば忘れられないのが、まだ僕がオフロードバイクに乗っていた頃の経験です。故郷徳島のスーパー林道にある大きな峠のトンネルを走り抜けたら、そこに一面に色着いた山々が広がり午後の陽に輝いていました。そのような圧倒的に美しい光景や、京都を始めとして紅葉の名所は多いと思いますが、生活の場の近くで楽しませて貰える千里山の紅葉には、又違った愛着が涌くものです。

千里山東遊園の銀杏 ・ジャスコ前の並木 ・ロイヤルマンションの欅
団地の坂道 ・桜坂の紅葉 ・和菓子「高砂」と桜 ・千里寺の紅葉

千里山駅のホームの紅葉はこちらにエントリーしています。

※「街並み案内」×「桜・草木」に千里山の紅葉をページ作成しましたのでご覧下さい。

千里山駅のホームから

2006-11-13 01:17:23 | 千里山花物語り


今日は何日ぶりかで梅田に出かけました。目的無しのぶらり遠歩きはやはり気分も違います。電車を待ちながらホームの向こうを見ると、千里山もこのところの冷え込みで桜が紅葉を始めています。地面の落ち葉も好い感じで、澄んだ空気の中ポツンと白い駅標が印象的でした。
後ろを振り返ると金網フェンス越しに、千里山団地の桜並木もクリーム色の壁色と美しいグラデーションを見せています。千里山もいよいよ秋本番となってきました!!

駅標(しるべ) 桜錦に 白き秋

            季宙

ツリー・ガレージ

2006-11-07 00:02:13 | 千里山花物語り
日頃から千里山の街並みを散歩していると、ふと足を止めて覗き込みたくなるお家がたくさんあります。きれいな庭であったり楽しいオブジェであったりと切りが無いくらいなのですが、今日ご紹介するツリー・ガレージはどうでしょうか。
これこそ“木陰に止めた車”と呼べるものです。ちょうど家主さんが車で外出中だったのでしょうか、返ってその空間の完璧さが強調されて良くお分かり頂けるのではないかと思います。そして又こんな空想も浮かびました。それはこの木陰でシーズンにはバーベキューなどしても良いのではないかと‥‥。デッキチェアーを持ち出して読書をしたり、手芸や日曜大工など次々に想像されます。
こんな快適なハウスツリーが一本欲しいものです!!

千里山のコスモス畑

2006-10-31 00:01:44 | 千里山花物語り


以前の記事で千里山にコスモスが咲いているのを見たことが無いなどと、バカなことを言ってしまったことを心から後悔しています。と同時にこのコスモス畑を初めて見た時は信じられない感激でした。
写真のような群生が野道を挟んで両側の畑一面に今を盛りに咲いています。これも以前にお伝えした「花とみどりふれあい農園推進事業」の一環なのかも知れませんが、いずれにしてもこんなに身近なところでコスモス畑が楽しめる千里山を素晴らしいと思います。
最後になりましたが、場所は松が丘から佐井寺へと向かう途中の里山辺りです。このところ天気も良いですから“秋桜散歩”に出かけましょう。

【追記】「千里山絵はがき」にコスモス畑の写真を追加しました。

ひっ付き虫

2006-10-17 00:17:24 | 千里山花物語り
千里山・佐井寺図書館に調べものに立ち寄った後で、月が丘の地獄坂を昇るコースで帰ろうとしました。その途中にも又、金木犀の香りがそこはかとなく漂っていて、辺りを見渡すと家の間や千里山団地の共同庭園に何本も咲いています。
3日前の美和遊園の記事の追加情報として、写真を載せようと思い付きました。ヤマト便の配送車を近景にして面白い構図を狙って、撮影ポイントの草の茂みに足を踏み入れた成果が表題の写真です。玄関で靴を脱ぐ時まで気付かなくて、マンションの砂場公園のベンチに蚤捕り猿のように座り、全ての“ひっ付き虫”を摘み落とすまで有に30分は掛かりました。皆さんも時間の無駄遣いには気を付けて下さい!!

※ワンちゃんにひっ付いた可愛い写真がこちらにあります。

金木犀の香り

2006-10-14 00:49:51 | 千里山花物語り
爽やかな秋風に流されて、千里山では至るところで金木犀の花の香りが漂ってきます。小花の集まりとは思えないほどに馥郁とした空気が、辺り一面をゆっくりと満たしていくのを感じます。もの想う季節に相応しく、人の心を鎮め潤いを与えてくれるような香りです。
さて、美和遊園は千里山駅のすぐ近くにあるのですが、不思議に普段あまり人の姿を見ることが少ない公園です。マンションが建つ以前は丈高い雑草がはびこり、ベンチの木座も朽ちていて、蛇でも出そうな雰囲気の“空地”でした。一度奥まで入った時には“ひっ付き虫”がたくさん衣服に付いて困ったこともありました。最近は有志の方達によりいつも綺麗に整備された素敵な空間になっています。しかしその不思議な静寂は今も続いており、時折子供の声がするものの、駅前の喧噪が嘘のようにひっそりとしています。
僕はこの静けさが好きで、カフェを出た帰りによくここに立ち寄り、しばらく考え事をしたりしています。この季節は金木犀の香りに誘われて、どうしてもその回数が増えてしまいます。

木犀の 香り似しひと 想いけり

             季宙

都会の農地

2006-10-07 00:13:42 | 千里山花物語り
吹田市では平成6年度から「花とみどりふれあい農園推進事業」として、市内の農地を利用して菜の花やコスモス・ひまわりなどの景観作物を栽培し、市民生活に潤いと安らぎを提供して貰えるように、農家に呼びかけを行っています。
千里山でも年々マンション建設などで都市化が進み、その度に多くの緑地が失われていきます。それだけにこのアイデアはもっと多くの場所で実施して貰えたら素晴らしいと思います。残った農地を利用して季節の花畑が一面に咲く光景は、小さい頃にレンゲ畑で相撲を取って遊んでいた僕などには、懐かしさで胸がいっぱいになるものです。
写真は近くの千里山高塚の水田で、現在は本来の作物である稲穂がたわわに育ち黄金色に染まっています。右端中央に遠く、井戸水をポンプで汲み上げようとする農家のおじさんが写りました。お聞きしたところ「10日くらいに一気に刈り採ってしまう」 ということでしたので、興味のある方はその頃に訪れると稲刈りの様子を見学できるかも知れません。

銀杏公園

2006-10-02 00:07:10 | 千里山花物語り
千里山の秋の紅葉はまだ気配もありませんが、もうすぐ桜を筆頭にツタの葉やメタセコイヤの高木などが、赤や茶褐色の彩りで楽しませてくれます。しかし銀杏の黄色は少ないように思います。その中でもジャスコの前の銀杏通りはよく知られています。
さて、画廊喫茶ル・パルクと川を挟んだところにある「千里山東遊園」に、銀杏の落葉が一面に散り敷いた光景を去年初めて見てから、僕は紅葉の季節を待つ気持ちを感じるようになりました。落ち葉の中のベンチに身を置いていた時間は、自分の全てが自然に染まっていく感覚で満たされていました。
もうすぐなのだと覗いてみると、ぎんなんが鈴なりに生っていて、もうかなり下に落ちていました。思わず拾おうとして先ず匂いを嗅いでみました。時期が早いのか匂いはそう強くありません。何個か持ち帰り水洗いをして写真に撮りました。地面が色付く頃にもう一度ご紹介する積もりです。

彼岸花が咲く頃

2006-09-29 00:01:10 | 千里山花物語り


僕の中での彼岸花の光景は、小学校からの帰り道の傍らに続く花の列を、片っ端から竹の棒で刈り飛ばして歩いた記憶です。まっすぐ伸びた花茎は真剣の藁束切りのように潔く離れ落ちました。今想い返すと、何と無惨なことをしたのかと反省するのですが、当時はいくら刈っても尽きないほどに群生していたからか、夢中になって竹棒を振るばかりでした。彼岸花が咲く頃になると、故郷では秋祭りの準備に村中が華やぐのが子供心にも感じられ、何かが憑依するような心の高ぶりがあったのかも知れません。
千里山にも里山風景がたくさん残っていた頃には、おそらく同じ様な光景が見られたものと思いますが、現在ではほんの僅かに散見されるくらいになっています。千里寺の参道や団地の片隅に少し見つけました。写真は珍しく鉢植えの彼岸花で、しかも紅白揃いで咲いています。白い彼岸花は僕の幼い記憶には無くて、ただ一面に紅色の花列のイメージしか思い出せません。

秋桜の種蒔き

2006-09-24 00:14:57 | 千里山花物語り


千里山は桜の美しい街として知られています。そこで秋の桜と言えばコスモスですが、意外に群生しているところを見たことが有りません。千里山団地や公園、そして路傍の緑地など適した場所はたくさんあるはずですが、不思議にも僕の記憶に無いのです。そこで提案です、来年は街中に種蒔きをして、秋も“桜”に彩られた美しい千里山の風景を創りませんか?
今日ジャスコの入り口横の花屋で、色々な花の苗に混じって、コスモスも売られていました。これで20鉢くらいあり一鉢が128円でしたので、大鉢に一括して植えると全部で2500円です。各家々で苗を買うのも良し、種蒔きから育てるのも楽しみが大きそうです。団地や公園の土手や空き地に、ゲリラ的に種を蒔いていくのも面白いかなと、僕は今から来年のことを企んでいます。

【追記-1】秋桜とは関係ありませんが、ジャスコでは10月1日(日)まで「アイデア商品ウェア」が再び開催されています。今回のベストヒット1位商品は「パスタポット」で、カップラーメンのようにお湯を注ぐだけで麺類を茹でる容器です。以前僕がお奨めした商品「セラミックおひつ」も出ていました。興味のある方は今回は品切れになる前に覗いてみて下さい。

【追記-2】その後、団地でコスモスを少しだけ見ました。

デスクグリーン

2006-09-19 00:09:33 | 千里山花物語り
今年の夏は第1噴水のツタを分けて貰って、ボトルに生けてデスクグリーンとして楽しませて貰いました。例年はマンションの花壇から茎を採ってくるのですが、今年は千里山のシンボルとなっている噴水のツタを、SOHOに居ながらにして眺めることにしました。
夏の間中は切り口もそのままに、そこから新鮮な浄水を吸い上げるだけで、青々とした蔓葉を窓の方に向けていましたが、秋口になると一斉に根吹き始めて、土壌の栄養分を求めるようになってきます。最初の年はこのまま水耕栽培でいけるのだろうと思ったのですが、結局すべて枯らしてしまいました。それ以来、秋にはマンションの花壇に戻してやっています。
しかし、今年は鉢に植え替えてみることにしました。花壇ではどの茎がそうだったのか判別できなくなるからです。ベランダの柵格子に絡まり一面を覆うくらいに繁茂するまで、いったい何年掛かるのでしょう‥‥。

芙蓉の花咲く千里山

2006-09-11 00:32:06 | 千里山花物語り


千里山の花といえば春の桜から木蓮へ、ハナミズキからツツジ、そしてこの季節を代表するものとして、今は芙蓉木槿(ムクゲ)の花木が多くの家の庭先を彩っています。ヒマワリやダリヤの強烈な個性とは対称的に、薄柔らかい花弁のひと群れが静かに空中に漂っているように感じます。
芙蓉という花には興味深い物語り性があり、「枯れ芙蓉」と言って花が落ち実を付けると別の花が咲いたような変化を見せますし、「酔(すい)芙蓉」という種類のものは朝白い花を咲かせ、夕方になるにつれて薄桃に色付いていきます。夕方その花を見ただけでは普通の芙蓉と区別が付かないくらいです。茶室の花として生けられることも多く、"侘び・寂び"の風情で千里山の秋を彩ってくれます。

白き芙蓉 あかき芙蓉と かさなりて
児のゆく空に 秋の雨ふる

与謝野鉄幹

【追記】酔(すい)芙蓉の色の変化を写したブログを見つけましたのでご紹介します。

花壇の石垣メンテナンス

2006-09-07 00:42:17 | 千里山花物語り
千里山団地の木立の枝の剪定や雑草刈りが見られる度に、その自然を維持するための50年の月日の積み重ねを思います。例えば花壇の石垣も一度や二度ならず、補修の石組みやコンクリートの継ぎ接ぎだらけですが、これが見ようによっては良い味を出しているのです。近隣の住民が思いおもいに持ち寄った草花の鉢植えも多く、雑然としてはいるのですが親しみやすく飾らない風景となっています。
2.3日前に通りかかった時に補修されていた現場は、今日のシトシト降る秋雨に濡れながら、もうすっかり周りの石垣に馴染んでいました。それは、あらゆるヶ所がパッチワーク補修を繰り返してきて出来上がったものの特権であるかのようです。
先日までの暑さが嘘のように、秋の停滞前線が居座りそうな気配です。千里山団地のしっとり落ち着いた風情がひときわ感じられる季節がやってきました。

時計草って知ってますか?

2006-07-27 00:44:51 | 千里山花物語り
まちづくり作法集「千里山の暮しと住まい」の10P右下には、千里山キリスト教会の信者さんの菊池御夫妻が大切にされている、素晴らしいモッコウバラの写真が載せられています。その写真は僕が撮影したものでした。最近お家の前でお会いして、掲載をとても喜んで頂いているということを知りました。推薦させて頂いて本当に良かったと思います。
もう花期を過ぎてしまったバラの枝の中に、余り見たことのない花が咲いているのが目に留まりました。お聞きすると「時計草」という花で、拡大写真を見て貰えば良くお分かり頂けるのですが、花弁の文字盤の上に雌しべの時・分・秒針が浮いているのが時計そっくりです。
さて、時計と言えばやはり千里山にとっては「大きな古時計」です。あの歌の訳詩をされた保富庚午(ほとみこうご)さんが千二小学校のご出身だということは有名です。又、「大きな古時計」を歌ってヒットさせた平井堅さんのプロデューサーである亀田誠治さんも千三小学校出身だと、千里山の高三生(Kumaさん)に教えて頂きました。千里山.NETではこの歌を千里山のイメージソングとしてずっと大切にしたいと思っています。
ところが最近知ったのですが、お笑い芸人で平井堅さんの物真似をして人気のヒライケンジが、事もあろうに「大きな古時計」のカバーCDを9月に出すという情報が入りました。平井堅さんもカバー曲ですので、カバーのカバーということが面白いというノリのようです。多くの人が大切にしてきた「大きな古時計」の懐かしい癒しの世界が、笑いの暴力で壊されてしまうのではないかと少し心配です。こういうことは保富さんのご親族にもどうしようもない事なのでしょうか‥‥。

・以前にモッコウバラを紹介した記事です。
保富庚午さんの記事はこちらをご覧下さい。