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陣笠隊最強説の一つをば

2018年03月26日 00時02分53秒 | 名古屋おもてなし武将隊

時は2016年10月、名古屋城。
布陣は家康様・利家様・清正様・章右衛門さん・一之助さん。
珍しい布陣ゆえ演武観たかったのですが、残念ながら雨模様。
それゆえ各武将時間差で出陣となりました。

利家様&章右衛門さんの退陣時刻と、清正様&一之助さんの出陣時刻が重なりまして。
清正様の出陣を見ようと待ち受ける利家様。
そんなことはつゆ知らずゆっくり歩いてきた清正様でしたが、不穏な空気を感じて立ち止まる。


利「陣頭指揮を取れ
清「・・・は?
利「いつものように、一人で
清「??
利「前に出よ、前に。名乗りをあげてくれ?
清「???・・・は!



利家様としては、平日出陣の時のように、清正様が一人でどうやってやっているのかを観たかったわけなんですが。
清正様としては、出陣してきたらいきなり利家様にあれこれ言われ、脳内処理能力追いつかず。
よって『名乗りをあげろ』だけがピックアップされて、通常演武のように後ろを向いたわけです。

利「後ろを向くのか?

利家様は「清正様が一人でどのようにやっているのか」を見たくて、でも清正様は「通常演武時のように名乗りをあげ」ようとしているわけで。
まー、噛み合ってないこと、噛み合ってないこと(笑)


陣笠隊の凄さはここから。
まず章右衛門さんが「はっ!」と言いながら拍子木を鳴らし。
となれば一之助さんが「秀吉様に生涯を尽くし」と清正様の口上前説を言う。
武将二人ともやれと言ってないのに、ちゃんと役目を担いだすのはさすが誇らしき陣笠隊であります。


そしてですね、利家様やらかしてくれます。
たしかにこの時期はですねぇ、清正様の口上にはちょっと特徴がありました。
槍を回してキメたあと、そこからさらに一言あったんです。
でもですね、それって常に一緒にやってきた三英槍の中央に立つ利家様なら知っているはずではありませんか。
しかし。
清正様が「我が愛馬、帝釈栗毛にまたがりて」と名乗り始める。
キメ!
本来ならここから・・・でしたが。

利「拍手~!

清正様、思わず「ふっw」となってしまうし、見ている家臣たちも「えっ!?」となりつつ拍手せねばならず。


お~いっ!!?と思いながらもゲラゲラ笑ってたら・・・

スクッと立った一之助さん。

一「我欲を捨てし文武の将!

我らは大笑い、利家様は「ん?なぜわしが??」状態となり。


しかし口上前説されたならば、やらないわけにはいきません。
前へと出て、素直に名乗りをあげたのでした。


いやー、さすがは名古屋おもてなし武将隊が誇る陣笠隊です。
機転がきく!最高!!wwwwww

というわけでこのときの動画置いておきまーす(笑)

名古屋おもてなし武将隊~半強制出陣の儀~2016.10.8




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