本編に戻り。自分が戦況を変えてみせよう、と清正様が言いますが、家康様は「よい」と。
黒田長政に命じて、西軍の小早川秀秋を寝返らせよと命じてあるからと答えます。
そこに駆け上がってきた踊舞さん。
踊「伝令にございます！」
家「待っておったぞ！」
踊「小早川が」
家「寝返ったか」
踊「まだ寝がえりません！」
家「なんと！？」
このあとの家康様が「むむむむ」って口に出して言ったのが、もうおっもしろくて。
ムムムムって口に出すと、それだけでおもしろいのですな～。周囲もやはり笑ってたｗ
んでもって、このむむむ、信長様も気になってたようで。
小早川が寝返り、また東西武者軍が戦い始めた際、前に出てきた信長様、
信「次郎三郎。むむむってなんじゃ？」←
家「これは。わしの口癖でございます」
口癖だったんだｗｗｗｗ
細かいボケやツッコミがあちこちにちりばめられつつも、本合戦絵巻は続きます。
そして加藤軍にとってはたまらないことがこの後に。
徳川本隊も戦に出るぞと声をあげたとき、清正様の口上曲が流れました。
こ、これはもしや・・・。
清「ここに集まりし皆の者ー！生霊となってこの関ヶ原に現れた、この加藤清正も、ようやく奮える槍さばき、とくとその目に御覧じろー！！」
そう言って東西武者軍がいる戦場に降りていった清正様。
まさか、まさか！？え、まさか！？？
そのまさかでした。
陣笠隊二人を相手に殺陣を披露！東西武者軍に囲まれ、槍をふるう清正様。
この素敵さたるや！！！
肉眼では人垣でほとんど見えなかったので、自分の後ろに人がいないことを確認して一脚を上にあげ。
光線の加減で画面でもほとんど見えてなかったので、帰ってきて動画を見返して悶絶。
かっ、かっこよすぎる・・・！！！
だからあのとき拍手が起こってたのか。もう見えてないことが悔しくてしかたなかったですよ...。
このあたり、ぜひ清正様ファンには観ていただきたい！（14分以降）
いえ、清正様ファン以外にもぜひとも！
（しかし一般客映りまくりなので全公開はできぬもどかしさよ）
敵勢がどんどん寝返り、西軍大将である石田三成が伊吹山方面へ逃亡をはかったとの知らせが家康様の元に。
それを聞いた家康様、清正様に問います。
家「清正。もしわしが逃げたとしたら、お主ならばどういたす」
むろん逃がす、退路を切り開いてみせると清正様。
家康様、なにかを感じ取った表情を浮かべ、この戦にかけた想いを吐露。
しかしその想いは信長様によって無下にされるのです。
信「なに綺麗事を言っておる」
一瞬、揺れ惑う家康様。
しかし家康様の心は変わりません。
家「いくさを、この日の本からなくしてみせましょう！」
家康様の本心はここにあるのだと思わせる脚本でした。
いろんな意味で楽しかったけど、これもっとちゃんとした舞台で観たいなあと思いました。
見えにくいとはいえ声は聞こえてるし、遠くからだけどなんとなくは見えていて。
関ヶ原の戦いゆえ、家康様バージョンの『絆』みたいだな、と思いながら見ていたんですね。
そしたら絆2016の主軸が家康様。
この部分、どこかで描かれたらいいなあとちょっと期待しています。
↓やられた踊舞さん写ってた。燃え尽きた・・・まっしろにな！っていうセリフが聞こえる（笑）