雨の中の出立式

今年もやはり雨の中の出立式になってしまいました。
小雨になったり大降りになったり、天候定まらぬ中、小雨どころか多少強い降りだったにも関わらず出立式を行ってくださったことに、まず感謝しました。
そりゃやりたいし、やってほしいし、やりたいよね！！！

泣かないのは無理だから、泣くけど最後は笑って送りますと宣言しておきました。
笑顔で送り出したいから、明るい服装で行こうと荷物の中には明るい色の服ばかり入れてきて。
式自体はやっぱり泣きながらだったけれど、ハイタッチ会では明るく笑顔で送り出すことができました。
だって長い、長い列を整理するのに、武将たちがあっちへこっちへと動きっぱなしだったんですもん。
右だ、いや左だ、そこだとぶつかる、などと言いあいながら、最終的には東門を出ろとかなんとか言ってて、あまりにも通常通りな感じで。
清正様なんてご自分の旗もって移動しまくってましたし。
旗もって移動する清正様を目標に動け、と信長様叫ぶし（笑）

不離威騎！はもう歌わないんだなと思ってたら、最後にしっかり歌ってくれて。
楽しそうに歌い踊る皆様を観てたから、ほとんど写真撮れなかったです。
でももうそれでいいやと思いました。
残したい想いは強くあるけど、楽しそうに踊る姿を残したい想いは強いけど、なぜかあんまり撮れなかった。
でもやっぱり、それでいいかな。

つい今しがた皆様のブログを読んだのですが、個人的にちょっとびっくりしたのが利家様の日記。
利家様が泣きながら、それでも一生懸命言葉を紡ぎだそうととしているとき、なぜかずっとこの言葉が頭に浮かんでいたんです。

　共に泣こうではないか

　共に笑おうではないか

　愛する者を護り、信じる道を進む。

　彼方の光に向かって、この道をひた向きに！ひたすらに！！

　共に歩まん。輝ける未来へ！

まさかリンクするとは思わなかったけれど、でもまさにそれなんですよね、きっと。
共に泣こう、共に笑おう。
それが名古屋おもてなし武将隊を応援することなんでしょうね。

もう今の彼らに会うことはないのだと思うと、やっぱりまだ不思議な感じです。
見届けたとはいえ、それでもお城に行ったらいるんじゃないか、今日の出陣は誰だっけ？とか言ってる気がする。