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【名古屋おもてなし武将隊】~名古屋城築城の巻~

2013年11月27日 00時15分01秒 | 名古屋おもてなし武将隊

今更感満載の4周年祭ですが、やっぱり記しておきたいので少しだけ。まだ1ヵ月経ってないんですけどね。凄く前の事のような、そうでもないような。時空が歪んでます(笑)

演目・名古屋城築城。この言葉を聞いたとき、すっとんきょうな声が漏れないよう、思わず両手で口元を押さえてしまいました。間違いなく清正様と家康様の話だと思ったからです。
築城物語。初代の時にはそれなりに見た演目でした。家康様と清正様のやりとりや、絡んでくる陣笠隊がおもしろおかしい内容です。それゆえに新しい名古屋城築城の巻がどういった内容で、どういう形で披露されるのかを、瞬間的に期待しました。

清正様らしいと言えばらしい、お笑い要素を前面に出してきた導入部分。相手役に家康様ですからして、笑わない話なわけがないんですが(笑)でもまさかお面つけて出てくるなんて思いませんでしたよ。やられた!www


ですが笑ったのも束の間で。次第に気持ちが入り込んでいきました。もちろん一人一人の声や表情に感動したりしていたのですが、やはりメインである清正様には一番ガツン!ときた・・・。
ただでさえ加藤軍、清正様が中心の演目がきたことに感激していたんです。名古屋おもてなし武将隊の中で清正様がセンターに立つことはないと思っていただけに。清正様が信長様の肩に手を置き、飛び越えるようにして前へ出て、背中合わせでビシッとキメたときは、ただただ嬉しくて、かっこよくて、ぎゅっと手を握り締めてました。

大事な主君が逝ってしまってからは、世のため家のために徳川方に身はおけども、心は豊臣にあり。そんな清正様の前に現れる秀吉様、信長様、利家様、慶次殿。彼らとのやりとりを経て、迷いを振るい、世の安定のために生きることを決めた清正様・・・。ものすごく簡単な説明(笑)

この日は生で観ることを優先していたのであまり写真を撮っていなかったのですが、それでも自分がガツン!ときたシーンは何枚か撮れてました。何度見ても彼らの表情の変化に胸が締め付けられるんです。

本来雲の上の存在である信長様に食ってかかる。二人の表情の違いもたまらないんですが、真ん中にいる真剣な踊舞くんの表情も素敵。


「豊臣を忘れたか!」なことを主君から言われてしまう。秀吉様の表情の変化にも注目。


「忘れるわけがない!でも世の安定のためには・・・!」


辛そうな清正様と、何かを感じた秀吉様。


この清正様がたまらなく素敵で、この一枚を見るたびにせつなくて胸が締め付けられるんです・・・!!!


清正様が造ろうとしている名古屋城の方を見、立派な城になるだろうなと利家様に語り。


立派なことだと。だから迷うことなどないんだと。そう言われ、自分の心奥に住む豊臣への忠義の気持ちを切り捨てる。世の安定のために。


それでも秀吉様への想いは捨てきれず・・・。空を見上げる・・・。




この日の空はこんな感じ。雲ひとつない快晴というわけではなかったけれど、むしろその方が“生きている”感じがしました。こういう空の下で彼らにとっても大事な日を一緒に迎えられたことが自分へのご褒美かな。思う事は数あれど、彼らを知ってよかったと改めて思った一日でした。