この日の出陣は清慶亀踊の４人。４人というと最近の有楽町が浮かびます。よって演目ナシでダンスとトークだろうなあという予想は当たる
メイン武将が清正様ということで、最初からトークにお笑い要素がｗ 陣笠より武将のほうが先にスタンバイ完了。よって「加藤清正、部下に待たされるの巻」とか言っちゃうわけですねｗ
実はこの日、かなりレアな日だったんです。
なにしろ“お披露目式後初”の演武、しかも４人。これがすでにレアなんですが、４人のうち慶次殿と踊舞くんは通常演武は初陣なうえ、亀ちゃんは陣笠なわけで。つまりはメインとして動く武将は清正様なのです。
そうなんです、つまり先導するのは清正様。これがまずレアなんです
家康様や利家様は立場的にメインを張ることが多いですよね。利家様は三英槍で、家康様は信長様や秀吉様がいない時、少なくとも新生の間は基本毎回センターです。
ところが清正様の場合、武将隊一若い武将ということもあって誰が一緒でもセンターに立つことはありません。私も１年以上見ていますが、見たのは熊本での演武時のみ。だからこの日は相当レアなんです。
清正様がメインを取るということは、諸注意をうながすのも清正様、『いざ出陣！』を言うのも清正様。すべてが清正様主導で動くんです。おおおおお・・・っ！！
もうそれだけで嬉しくて、この日の手持ちカメラは清正様ばっかり映してました(^-^; よかった、２台持ちでｗ
慶次殿も初陣ということで（本人には“わしはひさしぶり、じゃがな”と言われたけどｗ）緊張していたでしょうし、演武中のどこでどう気を入れたり抜いたりしたらいいのかが、まだわからないのだと思います。
清「これより我らは気合を入れて演武をしてまいるでのぅ。のう、慶次殿？」
慶「ぉぅ」←声ちっちゃ！
清「入っとるか？大丈夫か、今？のう、慶次殿！？」
慶「完全に入っとる」←清正様の喋りにかぶせ気味
清「完全に入っとる？」
慶「入っとる、入っとる、今」←うっさいなー、的な感じ？（笑）
清「わしだったらたぶん『おう！！』とか！」←おう、の時に腰を落とす
慶「あぁ！」←そういう感じねー、という言い方ｗ
清正様、それを聞いてもう一度繰り返します。
清「のう、慶次殿？」
慶「おうっ！！」←今度は大きな声
清「おーし！」
そしてこのやりとりに感激した(？)観客、思わず拍手。でもって「気合いの声一つでこれだけの拍手をもらえるとは」と清正様に言われちゃうのでした（笑）
せっかくレアな日なので、清正様の言葉を。
清「我らは、こうして皆々が援軍に駆けつけてくれた以上、それに報いる戦をしたいというふうに常々思うておる。是非しばしの間、楽しんで参戦していくがよかろう。
それでは参ろう。いざ、出陣！」
家康様とも利家様とも違う、気合いの入った清正様の声。一緒に「おー！」と言いながらも、なんだかジーンとしておりました。
最初ははち丸と共になごらっちょ。踊るははち丸と亀ちゃんです。踊舞くんは手拍子担当。まだそこまで練習できてないんでしょうね。いつかいきなり飛び出してきて、なごらっちょを踊る踊舞くんや元気！くんを見てみたい。そして立兄の体の堅さと比較する。ヘ(_ _ )ヘ☆＼(-_-;)コラ
陣笠隊トークタイム。
「我ら名古屋おもてなし武将隊！」と名乗る直前、自己紹介がワンテンポ遅れた踊舞くんに向かって「ガチガチじゃなあ、おぬし」と笑う亀ちゃん。
踊「初陣ゆえ、緊張しとります」
亀「あ、ほうか！事実上、初陣かね？」
踊「左様でございます」
亀「武将隊に蘇ってどれくらい経つね？」
踊「まだ１週間ほど」
亀「まだ１週間！！はぁ・・・・“うい”のぅ♪」
亀ちゃん、亀ちゃん、その表情と言い方だと“初々しい”のか“愛い”なのかわかりません（笑）思わず踊舞くんも肩を揺らして笑っちゃったじゃないかｗ
そんな踊舞くんですが、この方、何気におもしろいのでございます。
踊舞くんを紹介しようと、亀ちゃんが特技を聞きました。
踊「大道芸を・・・主にブレイク踊りなんかを」
ブレイク踊りって！！(≧▽≦)キャハハハ♪ だもので亀ちゃんに「一番中途半端な言い方じゃないか？」とか言われちゃうんでした。
そして華麗なブレイクダンスを披露。・・・の後、亀ちゃん真似をする。「亀吉どの、亀吉どの、全然できておりません！」というダンスを披露したのでありましたｗｗ 亀ちゃん、やるねぇっ♪
そんな亀吉どの、トークがどんどん上達しております。
１）最前列で耳を塞いでいる子供に向かって「わしの声が聞こえんようにしとるの。すまんの、耳障りでの？」観客、笑う
。
２）１回目の“いざ出陣”練習を終えた踊舞くんに向かって「全然関係ないけど、おぬし声かわええな♪ういのぅ♪」←今度はどっちの“うい”なのーーーっ！？←踊舞くん、声のトーンを低くするｗ
全員蘇ってからは、演武もだいぶ変わりました。
まず武将登場時、陣笠と殺陣をしながら名乗ります。個人的にはこの名乗り文句に変更がなかったのが嬉しい。やっぱり清正様は豊臣家が最後の砦ですから。
亀ちゃんが殺陣で参加するため、武将呼び込みは踊舞くん。お披露目式の時と違って、声に少し抑揚がつくようになりました。
慶次殿はまだ動きが固いですね。甲冑も槍も重いので、どうしてもちっちゃくなっちゃうんだろうなあ。セリフの言い方とかも気になるけど、まだ初日。これからです、これから！表現力はありそうなので、練習すればどんどん上手くなると思うなあ。
さてこの日はレアな日なわけですが。さらにレアなことが起こりました。
珍しく清正様にハプニング。こ、篭手がはずれたーっ！！
それはパパイヤダンスを踊っている時でした。いきなり陣羽織が捲れて、白いものが見え隠れ。どうやら気合いを入れすぎて、紐が切れちゃったらしいです。
演武後に直し・・・直そうとしないんだ、これが（笑）亀ちゃんが結びなおそうと近寄ってるのに「こんなふうに気合いを入れてやっておる！」と言いながら、右手を伸ばしてうろうろ。気合いが入ってるのはわかったから、早く結び直してください。A(^-^;
演武後トークは「遠くから来た人」b(・_・) これも清正様独特の聞き方でした。
「クスクス笑っておるのは何奴じゃ！？」と客をいじってから「けっこう遠くから来たんです、っちゅう者はおるんかのう？」と手をあげさせました。
一通り見渡して、目に入った人に「どちらから？」と聞いたのですが・・・ドイツ！なんといきなり海外の人を当ててしまいましたっ！(≧▽≦)ワハハハ これには清正様も絶句。
すかさず亀ちゃん「ドイツより遠くから来たよ、って方ー！」←うまいっｗｗｗ
そして手を上げてたお子さんを指名する清正様。えーっと・・・お子様は単に「ドイツ」をリピートしておっただけでございまして・・・A(-_-; ドイツが言えなくて“ぉいつ”になってたけどｗ
２度ほど聞き返したけど聞き取れず、亀ちゃん思わず「“ぉいつ”遠いなあ！」←これまたウマイ♪
自分的笑いのツボだったのがもう一つ。
あちこち遠征行ってるよ、午前中はオアシス21でイベント出てきたよ、と言った話をしてた時。
蘇ったばかりの慶次殿、この日まで３日間お城守備。それをつつく清正様。
清「おぬし３日連続で名古屋城じゃろ？」
慶「そうじゃあ」
清「まだ蘇ってからどこにも行っとらんなあ？」
慶「全然行っとらんなあ」
清「まあまだ日が浅いゆえなぁ。いろんな遠征先に行けることを“夢見ておって”くれ」
遠征武将として正しいトークでした（笑）
座談会は諸事情によりレポできません（汗）