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【名古屋おもてなし武将隊】結成八周年祭(2017/11/19)

2017年11月26日 15時56分32秒 | 名古屋おもてなし武将隊

2017年11月19日、名古屋おもてなし武将隊結成八周年祭当日。
結成は11月3日だから既に九年目に突入しているけれど、彼らに喜びを伝えられるこの日に駆け付けられる幸せは他にない。

かねてから周年祭を出陣から見たいと思っていた。
彼らを迎える人々が大勢いる二之丸広場へと向かう彼らを見たくて。
むろん傍目にはいつもと同じ表情にしか見えない。
それでも(ああ、ここにいてよかった)と感じた。


今年の周年祭は一味違った。
八卦陣での演武、通常演武、トークショー、そして全員演武に菓子撒き、ハイタッチ。
丸一日『武将隊』を楽しめる。

“おはよう演武”で嬉しかったのは、やはり陣笠隊にスポットが当たった事だ。
日頃は武将たちを支えている陣笠隊にスポットが当たるのは、とにかく嬉しい。
家臣団イベントで披露された『世界の尾張(セカイノオワリ)』=陣笠隊の和太鼓演武。
この時まだよみがえって2ヶ月程だった哉太郎さんが、他の陣笠隊に負けない和太鼓とパフォーマンスを披露してくれたことに震えたことを思いだす。
右に左に素早く腕を動かし叩く。この姿が特に素敵だった。


踊舞さん、なつさん、一之助さん、哉太郎さん。
一人一人の見せ場がちゃんとあって、それぞれが楽しそうに動いている姿がたまらなく嬉しくて。
それを見ている武将様方の優しい笑顔、嬉しそうな笑顔、真剣に見ている姿がまた嬉しかった。

掛太鼓の音が鳴りだし、武将様方も動き出す。
この時はただただ楽しくて、笑顔で手拍子したりしていたのに、帰宅して写真を見返すと涙が出てくる。
楽しそうにしている姿を留めていたその一枚一枚が、自らのいろいろな感情を引き出してくるからか。


利家様、清正様、慶次様、なつさん、哉太郎さんの演武。
信長様、秀吉様、家康様、踊舞さん、一之助さんのトークショー。
金と赤(の甲冑)でおめでたいぞと言う前田前田に、黒(の甲冑)の清正様が「わしは?」と言うのを楽しんだり。
名古屋にどう関わったかを話すはずなのに、どんどんズレていく三英傑の話を楽しんだり。

全員演武は最初から飛ばしてて最高だった。いろんな意味で(笑)
まさか音が出なくてスタッフさんが「やっちゃいましたー!」と出てくるとは。
もう一回最初からやることになる、生だからこそのおもしろさ。
でもって「次はないでな」とボソッと言った家康様まで、最後に噛んでしまう。
もう一回最初からやると言いだした家康様に、即反応する信長様。
こういうところがまたたまらない。


前日から「投げるのが楽しみじゃ♪」と言っていた菓子撒き。
もうこれがあいかわらずひどかった(笑)
強肩の家康様と信長様が投げる投げる。遠投に次ぐ遠投。
よくぞここまで届くように投げれるなと感心してしまう。
ステージから二之丸広場の一番奥、茶亭手前の花壇まで届くのは凄すぎる。
中ほどに立っていた私の近くまで何度もお菓子が空を飛んできた。


最後の最後はハイタッチ会。
やはり来た以上は一言直接伝えたい。
八周年を迎えることができ「おめでとうございます」。
そこにいてくださって「ありがとうございます」。
一瞬だから両方伝えることは難しくて、どちらか一方を言うのが精一杯。
それでもひとりひとりに想いを込める。

「今年は九年目。苦しい年ともいえる。
 しかしこの苦しい九を、よい九に、そう、
 『名古屋おもてなし武将隊が ええ九 、「永久」に続く』という年にして参りたい」

信長様の大好きなおやじギャグ駄洒落だけれども、これはうまかった。
想いは通ずる。その通りにしていきたい。その通りになるよう応援して行きたい。



いつまでもこの姿を見続けられるように。
九年目も共に。