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名古屋おもてなし武将隊とLIVEとお城と

【名古屋おもてなし武将隊】in 仙台 2014/1/11 15時の陣

2014年01月29日 01時49分29秒 | 名古屋おもてなし武将隊

3日間の仙台遠征、これがラストステージ。なので武将隊も客人も一体になってやりたい運動がある、という元気!くん。頭に浮かんだのは陣笠ポーズでしたが、今はジャンプ体操もあるからどっちかなーと思いながら聞いてたら「頭の上で山を作って」で、陣笠ポーズと判明。「羞恥心は捨てて」と踊舞くんに言われたので、捨てました(笑)
その踊舞くん、ステージ降りて客人の間を廻ってたのですが、途中で伊達武将隊の山太殿を発見!(-_☆)キラーン すかさずステージにのぼらせ、陣笠ポーズ@ジャンプ体操を強要(笑)
ああでもこれ嬉しかったなあ。本当の意味のコラボですよ。足軽祭ですよ。足軽サミットですよ!山太さんの笑顔がまたたまらんのです♪


前年も各々が「人が温かかった」とおっしゃっていた仙台遠征。最後のトークタイム時に政宗様がおっしゃった言葉が妙に心に沁みたのは今でも覚えています。きっと今年も同じように温かさを感じてるんだろうなとは思っていましたが、このラストステージを観ていたら、彼らの想いがなんとなく伝わってきたような感覚になりました。

口上時、秀吉様はこう言いました。

秀「仙台の牛タン、ずんだもち、セリ鍋。わしは仙台の飯が好きじゃ。仙台駅、仙台城、藤崎百貨店。わしは仙台の街が好きじゃ!そしてなにより・・・心暖かき仙台の民が・・・大好きじゃーーーーー!!!

この言葉に客人の間から拍手と声援がおこりました。煽るような拍手と声援ではなく、ありがとうの気持ちがこもった拍手と声援だったように感じました。
それは秀吉様が心から言った言葉だからだと思います。上っ面だけで言う言葉は、後ろが透けて見えて心に響くことはありません。けれどもこのときの「大好きじゃーーー!」には秀吉様の心が入っているとものすごく感じたのです。その証拠に、このときの写真が一枚もありません。それは思わずジーンとしちゃって、一緒になって拍手しちゃってたから。


もちろん仙台の地が好きなのは秀吉様だけじゃありません。信長様も清正様も、むろん元気!くん踊舞くんも、です。このラストステージ、気合いがたーっぷり入った演武を観ていればわかります。ステージ上からくる“圧”がなんか違うというべきなのでしょうか。

清正様の殺陣終わりでの拍手、信長様の口上終わりでのどよめき。私も一瞬拍手することさえ忘れ、見入ってしまいました。



彼らがどのステージも手を抜かないことは知っています。手を替え、手を加え、いろいろな形で楽しませてくれようとしていることも。だからこのステージだけが特別だとは思いません。
それでもその時々で感じるものは違います。【なにか】が違う。言葉にすることは難しいけど・・・。


レポというより感想になってしまって申し訳ないんですが。
ラストステージのコラボタイム。この3日間どうであったかと問う信長様に、政宗様はこうお答えになりました。

政「感無量でございます。演武の時も、後ろで音だけ聞いておりましたが・・・。わしらの演武、おもてなしというのは、一方通行ではございますまい。皆が喜んでくれて、拍手してくれたり。その一体感を、わしは後ろで感じておりました

私この言葉で納得したんですよ。客人は観ている側ですから、当然姿は見えている。けれど伊達武将隊の皆さまは控えているから名古屋おもてなし武将隊の姿は見えていないんですね。
だから音だけを聞いているんです。音楽の音というのではなく、ステージ上で発する声、客人の発する声や手の音、といった音。見えない分、耳で感じる。見えない分、肌でその音を感じる。政宗様のこの言葉で、見る側とは違った彼らの想いが伝わってきたような気がしたんです。


なんだか仙台に行くたびに、政宗様の言葉にやられるなあ。ちょっと悔しい(笑)