約1ヶ月ぶりの名古屋城。今回は某舞台を見るための名古屋行きでした。ゆえに演武が見れたのは日曜日だけ。せっかく名古屋へ行ってるのに演武を見ない、ってのは、たまにしか行かれないワタクシにとってはありえない選択肢でございます。よって日曜日は絶対見るぞ、と意気込んでおりました。
いつもは二刀流(カメラ二台持ち)なんですが、今回は三脚を持っていなかったこともあって一台に。
ところがそういうときに限って新演目やるんだ、これが。(-_-; 結局、一旦置いたビデオカメラを慌てて持ち上げ二台体制に。揺れまくるから途中であきらめたけど。
新演目はなんと「金ケ崎の退き口」!!
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説明しよう。b(・_・)
“金ケ崎の退き口”とは、信長が朝倉攻めをしている際、義理の弟である浅井長政が織田方に反旗を翻し、昔から同盟を結んでいた朝倉側についたことで、織田方は前から後ろから敵に襲われることとなり、信長は“しんがり”を秀吉にまかせ、わずかな部下を連れて必死に逃げ帰った、という戦国史上有名な撤退戦である。
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演目の詳細は置いといて。
私、この演目を見るためだけにお城へ行ったことにしてもいい、と思いました。諦めずに三脚持って行けばよかった・・・。
一緒に見ていた友達も言ってましたが、この演目をやりきったことで秀吉様の中で何かが弾けた気がします。まさに一皮向けたという感じ。
また、主役は秀吉様ですが、許可を与える信長様の葛藤、親友である利家様が秀吉様を送り出すための葛藤なども見どころですね。短い時間ですが凄く濃密な時でした。
↓袴の汚れ具合が演目の凄さを物語っているよう。
そんな素晴らしい演目を終えた後の武将三人。利家様がかわら版をくばるよー、と言いまして、配り始めたは秀吉様。“いっしょうけんめい”配る後ろで、主従だけど遊び仲間な信長様と利家様は。
「欲しいもんは手を出してちょーよ」
「それがですね、殿」
「ほれ、落とさんようにせぇよー」
「(秀吉がですね、ぼそぼそ)」
とでも影ナレしたいくらいな写真をお届け(笑)
秀吉様が汗をかきかき配ってるうしろで、ミニトーク中の信利主従なのでした。
↓大相撲名古屋“城”場所 西・踊舞海 東・元気軽