10時と3時のいっぷく

零細建築設計事務所の日常とその周辺を、コーヒータイムに綴ります。

阪神淡路大震災から12年

2007年01月17日 | 未分類
今日1月17日は、12年前阪神淡路大震災が発生した日。早いもので12年経ちますが、震災の記憶がだんだん風化していくことを怖れます。当地もいつ大地震が起きてもおかしくないと言われる割には、のんびりしたものです。毎年この日は「応急危険度判定士の情報伝達訓練」があります。今日も午前9時半から行なわれました。私も連絡員になっていて、4人の判定士に、地震が発生して出動要請があったという想定で、電話連絡を入れました。その結果は1人が直接伝達、2人が伝言、残る1人は不在(留守電にもならない)でした。

一般の判定士には、今日こういう訓練があるということは知らされていないのですが、今日という日が特別な日ですから、たまには本当に抜き打ちでやってもいいと思います。それと本県では大勢の人が判定士の登録をしていて、それはそれで結構なことですが、名簿を見ると勤務先欄が空欄だったり、この人本当に被災地へ行けるのかと思われる人がいたり、ただ、社会的アピールで判定士になっているのでは困ったものです。新潟中越地震の時を経験した者としては、そんな心配をしています。