わしやま

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アラレちゃんなんて「バイチャ」だよ!

2011-08-19 22:00:00 | わしやま音楽祭Vol.14
お届けするのは

Queen「Another One Bites The Dust(地獄へ道づれ)」

本日はこの曲を手がけたバンドのベーシストジョン・ディーコンのお誕生日ということでアップしました。

昨日紹介した柴田恭兵さん同様、ディーコンも本日還暦を迎え、QUEENメンバーは全員60代になりましたが、

この曲は、パンク・ニューウェーブが囁かれた1980年、それまでのサウンドを一掃し、「ソウル」、「ファンク」を重視、シンセサイダーを取り入れ、アメリカ、スペインなどでチャート1位となるなど、世界的に大ヒットしたバンド第二黄金期を代表するナンバーで、特にアメリカにおいては、シングルセールスが200万枚を超え、ブラックミュージックのチャートでも3週連続で2位を記録するなど、グループにおける最大のヒット曲となった。

だが、作曲したベースのジョン・ディーコンは、「この曲が浮かんだ時あまりのばかばかしさにメンバーにも言わなかった。だが、フレディーが是非レコーディングをしようといってくれた」と明かしている。

実際にドラムスのロジャー・テイラーは、あまりにもディスコ色が強すぎると難色を示した上、ループ手法を使ったドラムをいやいや叩いていたとの説もある。

印象的なベースラインはシックの『グッド・タイムス』に影響を受けて作曲されたと言われている。事実、ギターとベースラインはシックの演奏を彷彿させるものがある。

シックのバーナード・エドワーズは、当時ジョンはシックのレコーディングスタジオを訪れており、レコーディングを眺めていたジョンはいかにもセッションに参加したそうにリズムをとっていたと語っている。

前半の曲調としては同じパートを2回繰り返してBメロに入るという流れだが、最初のパートは落ち着いた雰囲気で歌い、2回目はキレのある歌声で高らかに歌い上げる。

当時接触のあったマイケル・ジャクソンに提供した楽曲だが、彼のマネージャーからは難色を示されたものの、マイケル自身から「ぜひクイーン自身が歌うべきだ」と強く薦められ、大ヒットしたとの逸話がある(TBSラジオ「小島慶子 キラ☆キラ」2009年6月17日放送分の宇多丸発言より)。


1991年ボーカルのフレディが他界後、音楽活動には消極的になり、事実上の引退をしている状態ですが、彼のベーシストとしての腕前や作詞作曲ができる腕前は大きいものである。

ちなみに彼の趣味は機械いじりで、そのことが高じ大学は工学系で首席卒業を果たし名誉学位を受けている。