わしやま

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2011-08-02 22:00:00 | わしやま音楽祭Vol.14
お届けするのは

Rainbow 「Death Alley Driver」

9月にはRainbowという女性グループが日本でデビューするとのことで注目されてますが、

ハードロックバンド「Rainbow」のことを忘れてはいないだろうか?


1975年ディープパープルを脱退したリッチー・ブラックモアが「ハードロック」を追求し結成したバンドで、初期は中世ヨーロッパ路線でヨーロッパ、日本で人気を確立するも、アメリカではいまひとつの状態で中期あたりで、アメリカを意識し、アメリカ受けの歌詞の路線になり、その主導権を握っているリッチーの音楽路線に対し、不満を持つメンバーがいたりし、脱退の激しいバンドでもあった。

バンドの鏡であるボーカルも再結成を含め4人代わっていて、レインボーの好きな人にとっては初期が好きという人、後期が好きという人様々である。

で、本日は後期レインボーの3代目ボーカリストだったジョー・リン・ターナーのお誕生日ということであっぷしました。

この曲は6枚目のアルバム「闇からの一撃-Straight Between the Eyes-」の一曲目に収録されているナンバーで、1981年のワールド・ツアー終了後にキーボードのドン・エイリーが脱退し、あらたなキーボードプレイヤーとしてオーディションで選ばれたデイブ・ローゼンサルが加入し制作されたアルバム。

カナダのモーリン・ハイツにあるレ・スタジオが使用され、同バンドとしては初めてデジタル録音が行われた。前作では途中参加のため作曲に関与しなかったジョー・リン・ターナーは、今回は全面的に作曲でも参加している。


リッチーのコメントによれば、原題である『Straight Between the Eyes』は、1967年ごろ、ジェフ・ベックがロンドンの酒場でリッチーと話していた時の発言が元になっている。この時の会話でジェフ・ベックは、ジミ・ヘンドリックスのプレイを「He hits you straight between the eyes!」と評した。


そんな雛形あきこと同じ潜在能力のターナーですが、1984年のバンド解散後、ソロシンガーとして1985年に初のソロ・アルバムにあたるパワー・ポップな曲を中心とした"Rescue You"を作成、元フォリナーのアラン・グリーンウッドが参加、ロイ・トーマス・ベイカーの制作でエレクトラからリリースされたが、ソロシンガーとしては未だ大きな成功を収めてはいない。

むしろブラックモアのフォロワーイングヴェイ・マルムスティーンのグループに参加するなどギタリストの為のヴォーカリストとしてのオファーが増えてくる。

元ナイト・レンジャーのジェフ・ワトソンの"MOTHERS ARMY"、ドイツのグループピンク・クリーム69のギタリストとのSUNSTORM、フィンランドのグループBRAZEN ABBOT、トルコのギタリストCem Köksalや日本のギタリスト梶山章のアルバムなど世界中で「元レインボー」の声は確実に重宝されている。

1990年には、イアン・ギランが一時グループを離れたディープ・パープルに加入しアルバム「スレイヴス・アンド・マスターズ(Slaves & Masters)」に参加したが、アルバム一枚で解雇されている。

近年はグレン・ヒューズとのコラボレーションの他、フィル・スーザン、カルロス・カヴァーゾらと新たなるグループBIG NOIZEを結成している。現在までに11枚のソロ・アルバムをリリースし、ギターリストのKarl Cochranと共作をするなどをしてアメリカ北東部を中心に音楽活動を行っている。

2008年11月、リッチー・ブラックモアの長男、ギタリストのユルゲン・ブラックモア、元レインボーのキーボードトニー・カレイ、ドラムのボビー・ロンディネリ、ベースのグレッグ・スミスと新バンド「オーヴァー・ザ・レインボー」(Over the Rainbow)を結成、現在の至って、本日還暦を迎える。

1984年レインボー日本武道館公演より。
余談。音楽をやる前は、英文学の先生だったそうです。