「地方から、国を変えよう会」

中央集権を打破し、地域主権を確立しよう!!

「予算はつけたが、執行はしない。菅さんそんなのあり・・・?」

2011年02月10日 | 日記


菅政権は2011年の予算案に盛り込まれた米軍普天間飛行場の県内移設関連費用について、執行を凍結する検討を始めた。その理由は社民党の協力で、参議院の野党多数のねじれ国会を乗り切るつもりだ。しかし社民党内部も一枚岩ではない社民党は、もともと沖縄県には基地は要らない。沖縄県どころか日本国内から米軍は撤退すべきと主張してきた、当時の鳩山政権は本気で沖縄県外への移転を表明、それが無理だと今度は海外移転を模索した。鳩山政権が退陣した大きな要因は普天間基地の失策であった。
菅さん、あなたはそのことを良く知っているはずだ!予算関連法案の通過に腐心するあまり普天間関連費用の凍結は日米関係が冷え込むことは明白だ。防衛省幹部は「アメリカにとって受け入れ難い選択で、対米関係は悪化する」と懸念している。
菅首相の判断と民意のズレは最近どんどん大きくなっている。与謝野氏の入閣、小沢氏支持派の造反を恐れての処分の甘さ、選挙第一で掲げた民主党の嘘つきマニフエスト。など場当たり的でそこには政治哲学は全く見当たらない。宮沢元首相は就任直後の感想を聞かれ「総理大臣はなるためでは無く、なってから何をしたかだ」と言われたそうだ。また ベスト・セラーになった「国家の品格」藤原正彦著に「武士道精神の復活を」の一文に日本人の道徳基準は武士道精神であり「名誉」を尊び「恥」を知ることにあると述べている。菅首相、あなたの国家の品格とは一体何ですか?・・・・・・