「地方から、国を変えよう会」

中央集権を打破し、地域主権を確立しよう!!

続「葬式は、要らない!!」

2011年01月17日 | 日記



●写真は、京都元興寺の石仏。
主旨の政治ジャンルからはずれますが、昨日のブログに「葬式は、要らない」と載せたところアクセス数が500を超えました。お読み頂いた方に感謝を申し上げます。もう少し詳しくお知らせしたいと思い 続「葬式は、要らない!!」を書きます。

現代の仏教は「葬式仏教」と言われるように、死者を葬る事を第一の使命にするが飛鳥時代から奈良時代にかけての仏教は、高度な学問体系として授受され、葬式仏教の側面は全くもたなかった。日本以外の仏教国では、戒名とは仏教に帰依し出家した者が僧侶として戒律を守る証しとして、それまでの俗名を捨て、師から授けられた名前が、すなわち戒名である。ところが、室町時代に入ると曹洞宗の僧侶が「没後作僧」と呼ばれる死したのちに戒名を贈る名案を考え出した、これが江戸時代に入り一般化した。故人の極楽浄土を願う遺族と寺院維持の為安定収入が得られる寺院にとっても好都合なことから生まれたのが戒名であった。今ではお墓に対しての考え方も大きく変わり、永代供養墓すなわち〇〇家先祖伝来の墓から、家族だけのマイ・フアミリーの墓へと変わった。家族構成が変化し、核家族化、少子化、生涯結婚をしない人の増加、離婚率の増加が主な理由だ。また、「お墓は、要らない」いつも愛しい人のそばにいたいと、故人の遺骨や遺灰をオブジェやペンダントにして、毎日見られる いつも肌身離さずにいられると考える「手元供養」派も多い また、樹木葬・散骨・本山供養など新しいカタチの葬送もある。「葬式は、要らない」「お墓は無用」あなたはどう考えられますか?  
「昨日まで 他人のことかと 思いしが 俺が死ぬのか それはたまらん」・・・・・(蜀山人)