お前の×ぐら

9月28日　木

　朝起きたら、娘が「ねえママ、パパに言うことは？」
　え？　昨日遅かったので連れ合いは顔を合わせていない。
　何か緊急の連絡があったのか？
　
　「え・・・あ、そうだ！　誕生日おめでとう！」
　「あ、そうだった。ありがとう！」
　夫婦二人で忘れていた。
　「でもパーティは土曜でいんだよね」
　「うん」
　「じゃ、今日はあたしデートだから」
　「え？だれと？」
　「Ｍ君（元同僚の気のいいお兄ちゃん）と飲む約束だから」
　「はあ？　おい、ちょっと！　おまえはダンナの誕生日に他の男とデートするのか！！」
　「うん。だって、こっちが先約だから」
　・・・オイ、ちょっと待て。

　帰ったら、朝の予告通り、連れ合いはいなくてやけに薄味の夕食の準備がしてあった。
　一杯飲んだらだるくなってしまい、いろいろやりたかったことはあきらめて、21時に寝てしまう。

さて、ついに届きました「不死身のタイマーズ」1995/04/30発売
今はなき日清パワーステーションでのライヴ。

歌詞カードを開くと「これはEMIでだせなかったのも無理がない」と思えるような曲のオンパレード。「障害者と健常者」「あこがれの北朝鮮」「トルエン」「イツミさん」などのアブナイ曲名が並ぶ。

曲は・・・ライブ盤と言うこともあって、かなり荒削り。ゼリー（清志郎）とトッピー（三宅伸治）が好きなように吼えている感じ。
曲をじっくり熟成させようという姿勢はあえて捨てて、生の事件からインスピレーションを受けた生の言葉をそのままぶつけている。
私的には、タイマーズの前の2作の方がいいな。しかし、これが復刻されることはあり得ないと思えるので、入手しておく価値はある。

アブナイ歌詞の中でも、まだ毒気の少ないところをさわりだけ紹介しましょう。

タイトル曲より（×に入る漢字はすぐわかると思います）

”やりてえ　やりてえ　やりてえ　
　やりてえ　やりてえ　やりてえ　
　いますぐおまえとやりてえ　何が何でもやりてえ
　すぐさまおまえを×がして　×っ×みてえ”

一応教師ですので、一部を伏せ字とさせていただきました。