【じょうずなきき方】のお話です。
『耳できく』
耳を傾けて、最後までしっかりききましょう。
『十の目できく』
話している人をよく見てききましょう。
『心できく』
自分のことと受けとめながらききましょう。相手の考えのよさを見つけながらききましょう。
続いて、代表委員からの絵本の紹介です。
「おおきくなるっていうことは(中川ひろたか・文 村上康成・絵)」
おおきくなるっていうことは
ようふくが ちいさくなるってこと
おおきくなるっていうことは
あたらしい はが はえてくるってこと
おおきくなるっていうことは
みずに かおをながく つけられるってこと
おおきくなるっていうことは
あんまり なかないってこと
おおきくなるっていうことは
まえより たかいところに のぼれるってこと
おおきくなるっていうことは
たかいところから とびおりられるってこと
それもそうだけど
とびおりても だいじょうぶかどうか
かんがえられるってことも
おおきくなるっていうこと
おおきくなるっていうことは
なんでもかんでも たべたりしないってこと
おおきくなるっていうことは
シャンプーだって いやがらないってこと
おおきくなるっていうことは
おもしろいことが
どんどん みつけられるってこと
「おれ、4さい」
「わたし、5さい」
「おれのおにいちゃん、7さい」
「わたしのおねえちゃん、9さい」
「おれのおかあさん、34さい」
「わたしのおとうさん、40さい」
「おれのおじいちゃん、70さい」
「わたしのひいおばあちゃん、99さい」
「………」
おおきくなるっていうことは
じぶんより ちいさなひとが
おおくなるってこと
おおきくなるっていうことは
ちいさなひとに やさしくなれるってこと
おおきくなるっていうことは
そういうこと
またひとつ おおきくなった
おめでとう みんな