我が家の庭の主はつれづれに思いつくままに庭と遊んできた。
その主もこの頃は力仕事も、集中力も落ちて、ただ小さな庭をふらふらと歩きながら
今年も出会う新しい芽を探していた。
鳥が運んだのだろうか、土についてきたのだろうか
かわいい花が咲いている。
そんな心弾む時が一番の至福と時なのだ。
しかし今年は~~~
ふと「こんな風にしたいなぁ~」と漏らした言葉を夫は聞き逃さなかった。
雑木好きの私たちは雑木好きの庭師さんと出会った。
「いいねぇ~」その庭さんが植木市に持ってきていた木々の中にいるだけで
いつまでも居たいんだと居座っていた。
相方は庭師さんとどんどん話している。
いつの間にか庭を見に来ると・・・・・
植木市が終わって二週間ほどした頃、短腹夫婦、夫は「もう来ないならやめだ!」
そんな言葉を発したのが聞こえたのかと思える時の電話。
そして来宅、庭を見ていると、いろいろ楽しんでいる風だった
そして次の日、「かえってすぐイメージが消えないうちに図面書きました」と・・・
「下草はみな取っておいてください」
「え~~~~~~!!!!!!」めまいがした。
下草だらけ、覆い尽くされた地面、めまいだけでは済みそうもなかった。
なんだか、どんどん話が進んでゆく、
めまいしっぱなしでいる私を置いて、夫はどんどん庭の整備に朝早くから取り掛かる。
男の人はやると言ったら、早い、徹底的にやり始めた。
どんどん庭の土はほられ、移植できるものはどんどん移植し始めた。
めまいしてられない、自分の大切な植物をあわてて移植し始めた。
そんな顛末の中に今います。(≧∇≦)
慌てて撮った庭の一部、狭い庭なのにこの木の多さ数を数えたらすごかった。
夫もよくこんな所まで植え込んだとあきれていた。
ここは下に小道??があって山の小花が咲いている所
どうも、この庭師さん、どちらかというと和風雑木林を作るのが好きみたい。
今までの我が家は緑のグラデーションの中に白花、淡い色、バラや花々が咲くと、
白と緑のイングリッシュガーデン風だったはず・・・・・
あきらめきれない心と、手入れができなくなってきたのであまり手入れをせずに憩える庭
という事で一生懸命、自分に言い聞かせている今の自分がいます。
自分の周りでいろいろと変化の年になっている、
人って大きく変化する時があるものだと納得させている。