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アイソメトロニクス

2014年07月27日 | トレーニング誌情報・感想
先日アイソメトリックスを紹介したばかりなのですが、今月発売の米版アイアンマンに「アイソメトロニクス」についての記事があったので、
本日はそれを紹介したい思います。

初めにアイソメトロニクスとは何なのでしょうか?筆者によると、アイソメトリックスとアイソトニックスを合わせた造語で、
またスタティック・コントラクション・トレーニング、auxotonic training(auxotonicは増張力性、増負荷性の意)とも呼ばれています。
アイソメトリックスは等尺運動、アイソトニックスは等張運動なので、アイソメトロニクスは等尺等張運動とも言えます。

では、アイソメトロニクスのやり方の説明に入ります。アイソメトロニクスを用いる際にはパワーラックが必要です。
種目はプレス系、カール系が最適と言われていますが、デッドリフト、ベントオーバーロウにも適用できます。
ウエイトは可動域を限定するため(トップポジションから1/3)、いつもよりも重くします。可動域を限定する際に
ピンをもう1組使います。ピンとピンの間は10~15cm、場合によってはもっと狭く、広くする必要があるかもしれません。

準備ができたら実行です。パーシャルレップを複数回(普段のフルレンジの回数-2が目安)行った後、
遂にアイソメトロニクス開始です。トップポジションまで挙げたら、そのままピンを貫通するように渾身の力を込めて
6~10秒保持します。ピンが邪魔をしているので当然貫通はできませんが、そのままラックをも持ち上げようという
気持ちで力を入れ続けます。最後にわずかな休憩を取り、もう1回パーシャルレップを行います。
これを3セットです。

最後に注意点の説明です。ご覧の通り、この方法は極めて高強度なので、上級者限定です。週5、6回のプログラムに
用いることもできません。トレーニング1回につき1種目に限定します。また毎回ではなく1回おきにしてください。
このアイソメトロニクスを組み込む場合は慎重に熟考したプログラム編成が必須です。
トレーニング3、4回おきに回数、負荷を増やすことができます。当然急な増加は好ましいものはありません。

もしも停滞期にはまっている場合、このアイソメトロニクス法を試してみてください。
再び進歩が見られるでしょう。質問がある方はコメント欄にお願いします。


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