schuntama Ukulele

Eile mit Weile.

今日のISOKOさん その2

2009-06-14 18:56:49 | Works in Progress


サウンドホールを開け・・・いや、これはロゼッタホールになるのか。ややこしや。
とにかく、サークルカッターでスッポーン!と。




合わせもやりました。パーツも置いて雰囲気を見てみます。
ブリッジはその辺に転がっていたエボニーですが、指板はこの材を加工して使います。なかなかグッドな指板材です。
14フレット・ジョイントなのでブリッジがネック寄りとなり、サウンドホールとの間隔が狭くなっています。
なんだか、ほっぺが膨らんだ顔の様ですな。




それでは、ロゼッタをグワシ。もう、外せません。(外さないけど)




ブレースも控えております。

今日のISOKOさん

2009-06-14 01:05:19 | Works in Progress


だんだん暑い日が続く様になりました。少し作業するだけで湿度&体温が上昇します。しかも作業部屋はクーラーの取付けが不可能な構造ですので、水分補給および涼しい部屋へ避難しながらの作業となるので作業に集中できません。そのかわり、作業終了後のビエールが激ウマなのであります。




トップの厚み調整中。スクレーパーで削り込みしてますが、まだ途中段階で留めておきます。この後の作業段階に応じてさらに調整していくからです。


 

そろそろブレーシングに移りたいところです。で、ちょいとロゼッタを乗せて色合いの確認をしてみました。
輪っぱと同様、濃淡のコントラストがクリスピーな色合いでデリシャスな雰囲気を醸すアンニュイな午後のフィーリングです。

【業務連絡】
KPSさん、スプルースは黄色くない方がいいかも、ですよ。
ロゼッタの見せ方もありますので、生成りの方がローズの色を活かせるのでは?

今年の初登庁

2009-06-12 22:19:41 | Uke Pal


関東が梅雨入りして最初の木曜日、都庁南展望室へ登庁してまいりました。ほぼ半年ぶりです。
世間は木曜日ですが、この日だけ私には日曜日ということになっています。




お目当ては、ヘブンアーティストのshu-san。
やっぱりライブで聴く演奏はいいものです。どんな曲が出てくるか、どんなアレンジにしてくるか。
shu-sanならではのレキント奏法はますます磨きが掛かって、スリリングな味わいです。
休憩を挟んで2時間の演奏は飽きる事無く、アッという間に過ぎてしまうくらいに感じられました。
もちろん、弾いている方は真剣ですから大変この上ないでしょうけど・・・。


  

弾く人と聴く人の交流もヘブンアーティスト鑑賞の醍醐味ですね。演奏の合間にshu-sanにウクレレの事や曲の事を質問したり、賑やかです。何故だか私にもいろいろと質問してこられます。んん??
・・・なんと、shu-sanが「あそこに座っているのがこのウクレレの製作者です」と、紹介して下さっていたのでした。皆さん一様に「うん、いい音ですねえ」とお褒めの言葉を下さいました。同席の皆さま、どうもありがとうございました!shu-san、恐縮です!
ここで補足。「shu-sanがいい音で弾いている」んですよ~。

ところで、オーディエンスはふたつに大別できると思います。ひとつは通りすがりに足を止めて聴き入る人、もうひとつはお目当てにして聴きに来る人。アプローチは全く違うのですが、共通しているのは演奏を聴いてその場でCDを購入するということ。なんという事もなさそうですが、とても興味深いですね。この日も数人の方がCDを購入されました。しかも希望すればその場でサインを入れてもらえますから、これはとても嬉しいですね。事実、観光で都庁展望室へ来て、たまたまshu-sanの演奏を聴いて、感動してCDを購入して、サインをもらって、またまた喜んで。そういった方を拝見いたしました。傍らにいた自分も一緒に喜んでいたりして、まあ、楽しいことこの上ありません。




さて梅雨ですから、午後1時の演奏開始時の天候はこんな具合でした。




しかし約1時間後、某TV局の天気予報のBGMで有名なあの曲を演奏している最中、なんと晴れ間が差してきました。
何とも言えない、いい感じでした。

午後3時に演奏は終了、その後はもはや定番コースとなった魚や一丁での打ち上げへ繰り出しました。
shu-san、2日連続の演奏に加えて飲み飲み飲み飲み、お疲れさまでした。
今回も刺激を沢山頂きました。ありがとうございました!

その名は

2009-06-11 00:44:36 | Works in Progress


KPSさんのウクレレのニックネーム・・・いや、本名かな。
というか、第一、どうしてウクレレに固有の名前が必要なのだ。

・・・という話はさておき、KPSさんご本人の命名により、このレレの名前が決定いたしました。
「ISOKO」といいます。
親しみを込めて「ISOKOさん」と呼ばせて頂きます。
その由来は、KPSさんの胸の奥深くに・・・。


あ、そうだ、バック側もライニングを貼りました。

早朝ライニング

2009-06-10 07:13:30 | Works in Progress
仕事から帰ってから製作するつもりが力尽きて寝てしまい、翌朝早くから作業するハメになることがよくあります。
朝早く起きてランニングする人は多いかと思いますが、私はライニング貼りを行います。
こういう人は多くないだろね。ぷぷ。




ライニングを貼る前に、ブロックの角を落としたり輪っぱの内壁をキレイにしたり、諸々の作業をやっておきました。
ブロックに線が見えますが、これは中心線ではなく木目です。非常に紛らわしいです。中心を間違えたらやっかいな事になるので気を付けねばなりません。ネック側のブロックも同じ材から取っているので、こちらも同じ見え方に・・・。




一気に時間が飛びますが・・・、トップ側のライニング貼りが終了です。




今回からライニングは既製品を採用することにしました。これまで自作に拘ってきましたが、製作工程においてデメリットの方が多い為にアウトソーシングに切り替えた次第です。もちろん品質に何ら問題は無く、むしろ精度向上が見込めます。不満としては色が若干薄いことくらいですが・・・、まあ、ノー問題です。気にしないことにしましょう。

さて、

2009-06-08 01:23:59 | Works in Progress


KPSさんのウクレレ、再開。
輪っぱの端面を揃えております。トップは平らに削れば済みますが、バックはそうはいきませんのでちょいと大変です。
しかしこの作業を終えないとライニングを貼り込む事ができないので頑張るのであります。




おしりのアップです。(この書き方は問題有りですか?)
木目を合わせて尚且つ隙間も詰めてありますが、そんなの関係ねえ。(古い?)
合わせ目をどがががっと削ってバインディング同様にアイボロイドのエンドプレートを埋めるかもしれません。
もちろん、何も埋めなくてもこのままで綺麗な木目を楽しむ事ができますね。(ただしエンドジャックは付きますよ。)
どうしましょ?

忙中閑あり

2009-06-07 15:03:17 | Log


・・・というワケで、バックパッカーのお手入れをしてみました。
Ax-Waxというマルチパーパスの液体ワックスで全身を拭き拭きしてやりました。

ウクレレにはナイルガットを張っていましたが、お手入れついでに別の弦に交換しようと思います。GHSがいいかな。
ギターのトップはまるでシダーの様な色合いですが、普通のスプルースです。店頭にあった時から日に焼けた様な色だったけど、なんでだろ?たまに楽器屋の店頭で真っ白なスプルースのバックパッカーを見かけると、とても羨ましい気分になったりします。


 

お手入れすると、指板がシットリスベスベになります。綺麗な楽器は気分がいいものですな。

戻りました。

2009-06-06 23:00:10 | Works in Progress


ちょっくら間が空いてしまいました。1週間も作業から離れると妙な勘の鈍りを感じます。
リハビリという訳ではありませんが、こういう時に丁度良さげな作業依頼がありましたのでやらせて頂きました。




内容は写真をご覧の通り、牛骨サドルの製作です。
奥に見えるのは、オリジナルのサドル。これと同じ傾向に山の頂点を調整していきます。




出来ました。
全く同じ物を作ったのではなく、微妙に高さを上げてあります。即ち弦高を上げる事になります。増加分はコンマ数ミリですが、オーナーが自分で最終調整するだけの余分を確保してあります。




ちなみに、このサドルの主は虎次郎。ヘブンアーティストのshu-sanが普段の演奏活動にご使用下さっているウクレレです。今回の作業は、shu-sanの最新の演奏スタイルに合わせたサドル製作という訳でした。

写真は昨年12月に都庁展望室南にて、ヘブンアーティストとして演奏されたshu-san&虎次郎の雄姿です。

第7回 Goodies Cafe'

2009-06-01 01:10:50 | Uke Pal


5月最後の日曜日。今回も、オハナ・ウクレレ・パーティ@浦和Goodies Cafe'へ参加させて頂きました。
この頃はNUA例会や小岩出稽古がご無沙汰になってしまっているのですが、どうにもスケジュールが合いません。今のところ月末の方が都合が付け易い為にこのパーティへの参加に偏ってしまっているのですが、あっちもこっちも・・・というのは今の自分にはとても難しい。どの集まりも有意義なだけに、この状況は非常に残念です。まあ、こういう事は、時が解決するものなのでしょうけども。




今回もRYMによるオープニングからスタートです。歌も演奏も相変わらずバッチリ決まってますねー。いえ、進化している感があります。相当なトレーニングをされているのでしょう。しかし、苦労の跡を見せずに凄い事をサラリとやってのけるというのは大変な事です。この姿勢、学ばせて頂きたいところです。




さて、今回のメイン・アクトはGon-san!「みんなで昭和の懐メロを歌おう」をテーマに、戦前から終戦までの時代の唱歌をご紹介くださいました。Gon-sanお手製の曲目リストを見て、自分には知っている歌より知らない歌の方が多い・・・と思ったのですが、実際に歌を聴くと、メロディだけならどこかで聴いた事があるという歌が多かったのが意外でした。それだけ人々に親しまれて来た歌ばかりなのでしょう。既に終わってしまった「昭和」という時代の一部分は、こうして歌という形で今に伝えられているのだなーと、暫し感慨。
Gon-san、渋いチョイスでした。ありがとうございました!




今回は日進ウクレレ倶楽部からのゲスト「ホイホイホア」をはじめ、沢山の方々の演奏で後半の時間をお楽しみ。
MATTさんはあの名曲をシットリと・・・と思わせて、なんと超ジャカで。




ウクレレ・プレイヤーとして唯一のヘブンアーティストであるshu-sanは、新作CDからの曲をお披露目・・・、




そうです、shu-san渾身の作である新作CD「UKULELE SMILE 3」がリリースされました!
(注:タイトルの3は本来ローマ数字ですが、PCでは文字化けしやすいのでアラビア数字で表記させて頂きました。)
今回のアルバムの凄いところは、その選曲(14曲!)のみならず、全曲DTMのカラオケ付きなのであります。当然、2枚組。豪華!

このCDはshu-sanのHP「SHU-SANのウクレレワークショップ」にて全曲試聴が出来ます。どの曲もお勧めです、是非!


 二次会も終わってひとり浦和駅のホームに佇むと、横から「あれえ!?」とお声掛けが。先ほどまでパーティでご一緒だった、日進ウクレレ倶楽部に所属されているKanegonさんご夫妻でした。いろいろお話を伺えば、なんとご近所さんであることが判明。同じ駅で降りて、タクシーで相乗りして帰宅となりました。いやあ、世間は狭過ぎますなー。Kanegonさん、今後ともよろしくお願いいたしますー!
で、タクシーを降りる際に運転手さんから「ハワイアン・バンドですか?自分も昔やってましてねー。」だって。
もう、狭過ぎー!!