schuntama Ukulele

Eile mit Weile.

ぷしゅー

2009-11-29 02:19:41 | Works in Progress
  

本塗装に入りました。時間をかけて塗膜を重ねていきます。




塗装の喰い付きと平滑度の向上の為に途中でサンディングするのですが、微細な削り粉は静電気のせいでウェスで拭いても取りきれません。そこで、このタッククロスを使います。ベトベトしたキッチンペーパーみたいな物ですね。粘着質のおかげで微細なゴミが拭き取れます。




こちらも、塗装の友。塗料の吹き付け中には防毒マスクと手袋、サンディング中には防塵マスク。
作業後には、鼻と口の周りにマスクの跡が・・・。

あら、まだ下地?

2009-11-26 01:15:01 | Works in Progress


2回目の下地研ぎを終えました。導管はほとんど埋まりましたが、まだ微妙な凸凹が残っています。
これをさらに目立たなくするために最後のコーティングを行うのですが、今度はヘラは使いません。


 

といっても特別な事をする訳でもなく、アルコールを染込ませたウェスを使ってエポキシフィラーを塗布いたします。これが硬化したらザザッとサンディングして、やっとラッカー塗装業務へと移行することになります。

ケミカル類をサンディングした後の粉が大量に付着したペーパーや、エポキシとアルコールが染みたウェスなどはそのまま一般ゴミと一緒に捨てておくと自然発火の危険が考えられます。これらのゴミは別途コンビニ袋に入れて、空気を抜いて縛ってからポイすることにしています。この事は過去に何度か書きましたが、安全については神経質なくらいが良いと思います。


 ところで、エポキシはスプルースには塗ってませんよ。

下地は続くよ

2009-11-21 05:51:27 | Works in Progress


1回目のエポキシフィラーを空研ぎします。まめに粉を拭き取りつつ、ライトの光を当てて作業すると研げていない場所を確認し易くなりますね。粉が舞うので、この作業でも防塵マスクが必須です。


 

左は研ぎの前、右は研いだ後です。導管が埋まりきっていませんが、最初のサンディングではこのくらいで止めておきます。




で、2回目のエポキシフィラー塗布作業を終えました。塗布直後の写真ですが、研ぎのお陰で表面状態がスムースです。
次回の作業はまた1日経過してからですが、もう1回、フィラーを塗布する予定です。1、2回目ではヘラで塗布しましたが、3回目はウェスによる摺り込みで塗布します。時間、掛けます。


 

今回の作業では手袋を着用しました。指先の感覚は鈍くなりますが、やはり安全第一の精神で。保湿効果もあるので、肌が荒れるこの季節には良いかもしれません。




夏だったらもう夜が明けている時間ですが・・・、まだ真っ暗です。寒いです。季節を感じながら、レレ造り。

後半戦

2009-11-19 00:47:12 | Works in Progress
 やっと塗装に入ります。まずは下地処理を行います。


 スプルースの汚れ防止に、軽くウッドシーラーを吹いておきました。


 続いてロゼッタ、ボディ、ネックをエポキシフィラーで処理します。


  

エポキシフィラーはZ-POXYを使いました。しっとり濡れて、ローズウッドの発色が綺麗です。
1日経って硬化したら、もう一度同じ処理を繰り返します。さらにサンディングして、問題が無ければクリア吹きに入ります。
塗装は、忍耐。

まあるくおさめまっせ

2009-11-18 01:52:03 | Works in Progress


あちらこちら、全体の角を丸めました。今まで四角い仁鶴でしたが、これで手当りがまーるくなりました。


 

ブリッジも、まあるく。ピン穴も開けました。


 

ヘッドも、まあるく。これ以上まあるくすると、雰囲気が壊れます。痛くない程度にまあるければ、よろし。
ナットとヘッドプレートの当たる所をご覧頂くと、ローズウッドより三日月が奥まっていて段になっているのがお分かりになるかと思います。ウクレレポイントの手前側ですが、ここ、自己満足ポイントでございます。

さて、次はついに塗装準備に入ります!