だんだん暑い日が続く様になりました。少し作業するだけで湿度&体温が上昇します。しかも作業部屋はクーラーの取付けが不可能な構造ですので、水分補給および涼しい部屋へ避難しながらの作業となるので作業に集中できません。そのかわり、作業終了後のビエールが激ウマなのであります。
トップの厚み調整中。スクレーパーで削り込みしてますが、まだ途中段階で留めておきます。この後の作業段階に応じてさらに調整していくからです。
そろそろブレーシングに移りたいところです。で、ちょいとロゼッタを乗せて色合いの確認をしてみました。
輪っぱと同様、濃淡のコントラストがクリスピーな色合いでデリシャスな雰囲気を醸すアンニュイな午後のフィーリングです。
【業務連絡】
KPSさん、スプルースは黄色くない方がいいかも、ですよ。
ロゼッタの見せ方もありますので、生成りの方がローズの色を活かせるのでは?
凄く高い材料を使ったギターなのに,着色してある。
何故なんだろう,,,マーチンのギターも持っていましたが,色がどんどん変わって行きました。
自分が売った頃は大分落ち着きましたが,20年くらい経っていましたけどね。
ギブソンは着色していたので,イメージは殆ど変わりませんでした。
つまりそこね、、、もうちょっと相談しましょう。
もし,元が綺麗なら塗る必要(着色の事)も無いかなと考えが変わって来ました。
クリアだけの方が綺麗かな。
ISOKOさんはトップとネック以外の木材は全てインディアン・ローズですし、
アイボロイドの色の装飾はバインディングのみという比較的シンプルな仕様です。
そこにあの黄色がトップ全面に入ると、バランスが難しいかな?と思った次第です。
クリア仕上げはエイジング(焼け)による変色が楽しめますね。
Yさんのレレの白いイングルマン・スプルースとはまた違った、
シトカ・スプルースならではのワイルドな質感が個人的にも好きです。
勿論、あくまでも外観の問題であって音に影響は無いことですから、最後はお好みなのですが。
今日は50周年イベントですね。
私は残念ながら欠席(先ほど帰宅です)ですが、
カメラマン、大変でしょうけど、頑張ってください!