schuntama Ukulele

Eile mit Weile.

WESTCLOX

2010-06-15 01:14:09 | Time
そろそろ製作に戻りたいのですが・・・、実はずっと体調を崩しています。多分、風邪でしょう。
しかしそんな中、長らく止まったまま動かなかった目覚まし時計が何故か復活!という非常にウレシイ出来事がありました。
連日の時計ネタとなりますが、この際ですからアップしたいと思います。


  

これはウェストクロックス社のナップという目覚まし時計で、アメリカ合衆国製です。風防も胴もプラスチックですが、そこがなんともアメリカぽくて、良い感じの雰囲気を醸しています。この形状はいわゆるTVスクリーン型という呼び方になるのでしょうか。オリス8Daysとは対極のイメージです。


 

文字盤下部に「MADE IN USA」表記が見えますが、下半分が隠れちゃってますね。文字盤の素材は厚紙です。アメリカ製に限らず、この手の廉価な時計には厚紙で作られた文字盤を採用する事がある様です。足はケースと一体成型で、プラスチックならではのディテールです。同じくプラスチックの風防は経年変化で白濁してしまいました。




この時計はメインとアラームの両方を同じゼンマイで駆動します。そのため、時分針調整とアラーム設定が同じツマミを回して行う事になります。合理的な造りではあるのですが、アラームで鳴らした分だけ時刻用のゼンマイの駆動分が消費されてしまうので、改めてネジ巻きする事を忘れない様にしなければなりません。さもないと、いつの間にかゼンマイが伸び切って時計が止まっていた、なんて事に・・・。




サイズ感はこのくらい。これもコンパクトな部類です。駆動音はそこそこ元気で、コッチッコッチッ・・・と軽快な音がします。電池式の時計に慣れた人には煩く感じられる音ですね。ワタクシはむしろカチコチ音で眠りに誘われてしまいますけど。そういえば、この時計のNAPという名前は「うたた寝」という意味らしいのですが・・・。