schuntama Ukulele

Eile mit Weile.

憧れのスチール航路

2009-04-24 21:03:51 | Log
 

昨日、荷物が到着しました。受け取った奥玉はヒイヒイ言いながら部屋まで搬入。箱を開ければ何やら小箱と冊子が。

「木材じゃなかったの?」
「この前カミングアウトしたじゃーん。」
「ホントに買ったの!!」
「なんでそんな目で見るんだよー!!」




じゃーん、正体はコレです。スチールギターであります。
モノは「Artisan ハワイアン・スチールギター」、スタンド・CD教本付11点セットで38%オフ!という、いわゆる入門セットですね。
標準価格48000円が29800円ということでして、まあとにかく内容を考えるといい線でありましょう。
練習用に良いですよ!とMATTさんから勧められたのですが、これは確かに充実しています。梱包状態で既にC6にチューニング済みなのもビックリ。

私がスチールギターという病に冒され始めたことは以前このブログに書きました。まだちっとも弾けやしませんので演奏性や素性などインプレッションは語る事ができませんから、ここは初心者らしく「見た目」から入ってまいりましょう。


  

それでは、まずは付属品です。ピック3点セット、バー、予備弦、ミニアンプ、ヘッドホン、シールド、ミニプラグ変換アダプター、サドル調整用アーレンキー、そしてCD付き教本です。どうやらこの教本が付属品の中で最も高価みたいです。それもそのはず、著者は大橋英比個先生でした!


  

セット内容にはスタンドも含まれます。ソフトケースに収納されていて、ギター上面のガードにも役立っている・・・のかな?
このスタンドは伸縮式で、最も短い状態(写真)では立ち膝くらいの姿勢になります。もちろん、スタンドを外してラップ・スチールでもOKです。
この場合の「ラップ=Lap」とは膝(の上)の意味でして、「ラップ=Rap」ではありませんYo Bro!
右の写真はLapで弾いているところですが、スウェットを履いてしかも正座ですので本来の姿とは違うと思われます。
ちなみに、この写真のアンプとシールドは付属品とは別の物です。




ケース収納状態をテナーウクレレと比較してみます。意外とコンパクトですね。ただし、ウクレレよりずっと重いです。




このギターには値段以上に素晴らしい充実度を感じられます。(高価な機種を知らないということもありますが)ペグはきちんとノブが上向きにセットされ、チューニングへの配慮も怠りありません。しかし購入の一番の決め手は、写真のブリッジサドル。高価な上位機種と同様に前後上下へ調節可能なパーツを採用しているのです。廉価なスチールギターでは鉄板をL字に曲げただけの固定式サドルが殆どですので、これは大きなアドバンテージとなります。全体の質感もニーキュッパとしては十分である思います。




黒いプラスチックに蒸着メッキの指板。このチープ感がアイボリー色のボディと相まってレトロな雰囲気を醸すのですが、ローマ数字のインデックスだけは馴染めません。イミテーション・パールでも探しきて貼りたいと思います。




とりあえず、カスタマイズ。

新しいチャレンジは実に気持ちが昂るものなのであります。
ウクレレも精進してスチールと取っ替え引っ替え、これぞシナジー。
さて、ゆっくりと基本から練習していこうと思います。