「ベルリン・コンスピラシー」 マイケル・バー=ゾウハー ハヤカワ文庫NV
CHARGED WITH MURDER 横山啓明・訳
ホテルで目覚めたアメリカの実業家ルドルフ・ブレイヴァマンは、不可解な思いにとらわれた。
昨日はロンドンのホテルで寝たはずだが、ベルリンにいるのだ。
間もなく彼は、62年前に仲間とともに五人の元SS将校を殺した罪で逮捕され、彼の . . . 本文を読む
THE ALFEE Neo Universe 2012
Flowers in My Planet
2012.10.4(木) サンシティ越谷市民ホール
秋ツアーの初日。
久しぶりにチケットが取れて参加。
思うに、越谷の初日は時々参加出来るけれど、川口はまだ1度もないかも。
ステージのセットはラーメン丼を想い出させる・・・・・いや、丸いのは惑星か。
円模様ので、真ん中の円が上に . . . 本文を読む
「黄色い部屋はいかに改装されたか?(増補版)」 都築道夫 フリースタイル
都築道夫氏が、ハヤカワ・ミステリ・マガジンに掲載した
『黄色い部屋はいかに改装されたか?』と『私の推理創設作法』
佐野洋氏との『名探偵論争』などを収録したもの。
1975年に刊行されたという『黄色い部屋はいかに改装されたか?』は知らない。
ミステリ評論も、このようにまとめられたのを読むのは始めて . . . 本文を読む
館長 庵野秀明 特撮博物館 ミニチュアで見る昭和平成の技
2012.7.10(火)~10.8(月) 東京都現代美術館
『エヴァの原点は、ウルトラマンと巨神兵』とポスターに。
「エヴァンゲリオン」シリーズで知られる監督・庵野秀明氏が影響を受けたという「特撮」展。
特撮で使われた宇宙船や銃、そのスケッチ画などなど。
知らない作品のものもあったが、知っているのもたくさん。
ウル . . . 本文を読む
「双頭のバビロン」 皆川博子 東京創元社
爛熟と頽廃の世紀末ウィーン。
オーストリア貴族の血を引く双子は、ある秘密のため、引き離されて育てられた。
ゲオルクは名家の跡取りとなって陸軍学校へ行くが、決闘騒ぎを起こし放逐されたあげく、新大陸へ渡る。
一方、存在を抹消されたその半身ユリアンは、ボヘミアの〈芸術家の家〉で謎の少年ツヴェンゲルと共に高度な教育を受けて育つ。
アメリカで映画制作に足 . . . 本文を読む
「死ねばいいのに」 京極夏彦 講談社
殺された鹿島亜佐美のことが知りたいと、亜佐美の同僚や隣人、母親、警察を訪ねる男。
無職で、亜佐美とは4回しかあった事がないと言う渡来健也。
初対面の男と警戒しながら話すうち、建前から本音が引き出されていく人達。
亜佐美の人生も分かっていく。
まず、健也の話し方が落ち着かない。
教養がないという事を強調したいのだろう . . . 本文を読む