しましましっぽ

読んだ本の簡単な粗筋と感想のブログです。

「桜ほうさら」   宮部みゆき

2014年07月09日 | 読書
「桜ほうさら」   宮部みゆき   PHP研究所     古橋笙之介は上総搗根藩で、小納戸役に就いている父宗左右衛門と母里江と2歳年上の兄勝之介と暮らしていた。 勝之介は剣が得意で気性も強く母親似で、笙之介は書が好きで穏やかな父親似だった。 笙之介が20歳の時、宗左右衛門が御用達の道具屋〈波野千〉に賄賂を要求して受け取ったと言う疑いが持ち上がる。 波野千には、宗左右衛門が書いた覚えのない文書が存 . . . 本文を読む
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