しましましっぽ

読んだ本の簡単な粗筋と感想のブログです。

「使命と魂のリミット」 東野圭吾  

2007年06月05日 | 読書
氷室夕紀は帝都大学病院の研修医として、今は最終目標である心臓血管外科に勤務している。 夕紀は中学生の時に父親の健介を大動脈瘤の手術中に亡くしていた。 健介は「人にはその人しか果たせない使命というものを持っている。だからしっかり生きていけ」ということを言っていた。 「医者になり、お父さんみたいな人を助ける」と母親に宣言したのだが、実はもうひとつ、誰にも言えない別のある意味を持った動機があった。 心臓 . . . 本文を読む
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