しましましっぽ

読んだ本の簡単な粗筋と感想のブログです。

「発火点」 C・J・ボックス

2024年05月27日 | 読書
「発火点」 C・J・ボックス  創元推理文庫    Breaking Point    野口百合子・訳猟区管理官ジョー・ピケットの知人で、工務店経営者ブッチの所有地から、2人の男の射殺体が発見された。殺害されたのは合衆国環境保護局の特別捜査官で、ブッチは同局から不可解かつ冷酷な仕打ちを受けていた。逃亡した容疑者ブッチと最後に会っていたジョーは、彼の捜索作戦に巻きこまれ・・・・・・。大自然を舞台に展 . . . 本文を読む
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「超高層ホテル殺人事件」  森村誠一

2024年05月24日 | 読書
「超高層ホテル殺人事件」  森村誠一     光文社カッパ・ノベルズ  “アッ、人が落ちる!” 地上62階の超高層イハラ・ネルソンホテルの壁面にオレンジ色に輝く十字架のイルミネーション。その16階から1人の男が突き落とされた。総支配人・ソレンセンであった。問題の16階から逃げた者はいない。犯人はどこに消えたのか?密室殺人の謎は、意外な男女の関係を抉りだし、容疑者を示唆する。 . . . 本文を読む
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「イヴ&ローク54 名もなき花の挽歌」 J・D・ロブ 

2024年05月22日 | 読書
「イヴ&ローク54 名もなき花の挽歌」 J・D・ロブ  mirabooks   FORGOTTEN IN DEATH       新井ひろみ・訳解体工事中のビルのゴミ箱からシートにくるまれた女性の遺体が見つかった。彼女は界隈では顔の知れたホームレスで、ちょっとした悪事を見かけてはノートに書きつけ、警察に報告して日銭を稼いでいたという。捜査のため事件現場を見てまわっていたイヴだったが、今度は妊婦の白 . . . 本文を読む
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「この邪悪な街にも夜明けが イヴ&ローク22」 J・D・ロブ

2024年05月21日 | 読書
「この邪悪な街にも夜明けが イヴ&ローク22」 J・D・ロブ  ヴィレッジブックス    ORIGIN IN DEATH          小林浩子・訳2059年11月のニューヨーク。老齢の著名な美容形成外科医が、専用オフィスで心臓を刃物で刺されて殺された。防犯カメラには犯人とおぼしき美貌の女性の姿が映っていたが、その行方は杳として知れない。捜査に邁進するイヴたちは、被害者が何人もの若い女性を被験 . . . 本文を読む
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「この悪夢が消えるまで イヴ&ローク1」  J・D・ロブ

2024年05月20日 | 読書
「この悪夢が消えるまで イヴ&ローク1」  J・D・ロブ  ヴィレッジブックス(ソニー・マガジンズ)   NAKED IN DEATH    青木悦子・訳近未来のニューヨーク。ニューヨーク市警のイヴ・ダラス警部補は6時間前、事件で殺人犯の男を射殺。規則により、任務復帰の前に感情及び心理的負担の検査を義務付けられていた。しかしその規則を無視して次の事件の捜査担当を命じられる。それは『コード5』極秘捜 . . . 本文を読む
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「潔白の法則」 マイクル・コナリー 

2024年05月17日 | 読書
「潔白の法則」 マイクル・コナリー 講談社文庫 上・下巻 THE LOW OF INNOCENCE   古沢嘉通・訳高級車リンカーンをオフィス代わりにしている刑事弁護士、ミッキー・ハラーが殺人容疑で逮捕された。被害者の射殺体はハラーの車のトランクにあり、銃弾が彼の自宅ガレージで見つかったのだ。収監されたハラーは、自分自身を弁護する本人訴訟に臨む。 彼を救うため異母兄ハリー・ボッシュや元妻 . . . 本文を読む
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「ダーク・アワーズ」 マイクル・コナリー

2024年05月16日 | 読書
「ダーク・アワーズ」 マイクル・コナリー  講談社文庫 上・下巻 THE DARK HOURS         古沢嘉通・訳ブラック・ライヴズ・マター運動がロス市警にも逆風となった2020年。 深夜勤務刑事のバラードは二人組のレイプ犯(ミッドナイト・メン)を追って大晦日の警戒態勢に入っていた。年越しの瞬間に銃による殺人事件が発生し、薬莢から10年前の未解決事件で同じ銃が使われていることが . . . 本文を読む
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「ナイフをひねれば」 アンソニー・ホロヴィッツ

2024年05月15日 | 読書
「ナイフをひねれば」 アンソニー・ホロヴィッツ  創元推理文庫   THE TWIST OF A KNIFE         山田蘭・訳アンソニー・ホロヴィッツはダニエル・ホーソーンの殺人事件調査に同行して事件を記録した本を書いていた。しかし、3冊目で終わるにすると告げる。その翌週、ホロヴィッツが書いた戯曲『マインドゲーム』がヴォードヴィル劇場で上演された。地方公演でいい感触をつかんでのロンドンの . . . 本文を読む
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「殺しへのライン」 アンソニー・ホロヴィッツ

2024年05月11日 | 読書
「殺しへのライン」 アンソニー・ホロヴィッツ  創元推理文庫   A LINE TO KILL      山田蘭・訳『メインテーマは殺人』の刊行まであと3ヵ月。プロモーションとして、探偵ダニエル・ホーソーンとわたし、作家のアンソニー・ホロヴィッツは、初めて開催される文芸フェスに参加するため、チャンネル諸島のオルダニー島を訪れた。どことなく不穏な雰囲気が漂っていたところ、文芸フェスの関係者のひとりが . . . 本文を読む
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「きたきた捕物帖二 子宝船」 宮部みゆき

2024年05月08日 | 読書
「きたきた捕物帖二 子宝船」  宮部みゆき   PHP 第一話 子宝船ある日、北一は『長命湯』で喜多次が拾って来た焚き付けになるガラクタの中に宝船の絵を見つける。その絵は弁財天が後ろ向きで、同じものが数枚あった。変わっている事を面白がり、北一はそれを貰って来る。その後、北一は貸本屋の村田屋治兵衛から宝船の絵にまつわる不穏な話を聞く。「酒屋がお年賀に配った宝船の絵のせいで、生まれたばかりの . . . 本文を読む
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