sayaのがんばらない癌闘病記、そして鬱病

乳がん術後6年半で再発。只今元気にホルモン治療中です!

ホルモン注射

2005年01月19日 23時27分37秒 | 日記
 今日は月に一度のホルモン注射の日でした。卵巣にカプセルを埋め込むという目から火が出るほど痛い注射。でもなぜか今日はそうでもありませんでした。ラッキーです。そして先日の血液検査結果もプリントアウトしてもらい白血球数がまだ足りないことをいいことにもう抗がん剤が終わったのにハイチオールを処方してもらっちゃいました。あぁ、これはもちろんしみそばかす対策です。未来の長さはどのくらいなのかよくわからないですが、やっぱりビューティフルに生きたいのです。ふぅいまいちまだ元気でないな。病院の帰りにちらりとバーゲンも覗いたが闘志がわかず速攻帰宅。明日に備えて足湯などしてぼーぜんとすごしました。明日。。。。。ついに再建手術再開です。明日は打ち合わせ程度だと思うけど。合計2回の手術が必要ですががんばります。春にはダーリンとハワイに行く予定。ホントは癌にならなきゃ去年行っているはずだったのですが。でもそれでもこんな素敵な未来があるのはやはりしあわせです。

鬱病の罠

2005年01月19日 00時02分33秒 | 日記
 もう一回だけ、ごめんなさい。知人の亡くなったことについて。具体的に書いてみなさんの心に重い影がふりかかってはと思って今日まで核心には触れませんでしたが、鬱病であることも掲げているブログなのだから思い切って書いてみます。彼は鬱病の治療中だったのです。鬱病には魔がさすことがあるのです。果てしない荒野に投げ捨てられたような永遠に終わらない絶望感に襲われてしまうこと。そして映画を観ているように自分自身が遠くなってゆくこと。でもそれは錯覚なのです。その時だけの。合う薬が見つかればほんの数日で最悪の状態からは脱することだってあるくらい。私はその魔が指すえもいわれぬ状態を「罠」と名前をつけることによってずいぶんやりすごすことが楽に出来るようになった気がします。同じ鬱病を患った友人は「ポカ」と可愛い名前をつけて克服していました。私が悔しくてたまらないのはそこのところ。ちょっとしたコツというか。そういうのをもっときっちり彼や周りの人に伝えておけばよかったと思うのです。もったいないです。鬱病は克服できる病気です。治ればなんだって出来る。「ポカ」と名づけた友人は鬱病をすっかり克服してなんと長年の夢だった「声優」になってしまい元気に活躍しています。活字になった彼の名前をCD屋で見つけたときにはほんとに感激でした。
 こんなこと書くのは自分勝手なのかもしれない。誰かを傷つけてしまうかもしれない。でもこのちょっとした「コツ」やっぱり伝えたいと思いました。もしも鬱病と闘っている方がいたらとにかくだまされたと思って命をつないで欲しいと思います。命さえ繋げばあとは笑い話に振り返ることが出来るくらい普通の・・・トンネルを出た分明るい未来が待っているのではないかと思います。私はそれを信じてます。

衝撃から覚めやらず

2005年01月18日 01時25分40秒 | 日記
 昨日はダーリンと友達に慰めてもらい励ましてもらったけどやはり今日は一日立ち直ることが出来なかった。何にも出来なかった。運命なんだって分かるけどほんの5分、ほんの3分注意してたらこんなことにはならなかった。その悔しさがどうしても。でも仕方ない。仕方ない。私はこの事故から学んで無駄にしないでなりふりかまわず生き抜くよ。ほぼ日手帳にもなんかそんなこと書いてあったな。まず生きること生き残ること最優先。ホント約束するよ。私がんばるよ。仕方ないよ。仕方ないよ。ごめんね。何もいい方法が思いつかないよ。あぁこれ読んでくださる方にもこんなに自分の感情を散らかし放題散らかして。いい加減にしなよ、アタシ。って感じです。。。。。

最初の人。

2005年01月17日 00時40分52秒 | 日記
 私が癌と聞いたとき、それでも知人の中で私が一番早く死ぬわけではないと思っていた。そしてそのとおりのことが起きた。すべて運命なんだと思うようになってきた私だけど彼の死は悔しくて悔しくてたまらない。かぎりなく事故に近いなくなり方。そしてふりかえれば防げるチャンスはたくさんあった。かなり遠くに住んでいるひとだけどこんなことになるくらいだったらあの時無理にでも押しかけて嫌われても何しても怒り散らして阻止するべきだったのだろうか。これを世にいう結果論。その時点で未来は分からないわけだから遠くに住む一知人が怒り散らしたところで何の説得力もなかったのかもしれない。だれにも未来はわからない。今の行動が未来の何につながるか、行動しないことが未来をどう変えていくかなんて分からない。
 ステージ2で癌をみつけたとき思った。今まで気づかなかったなんてなんて運が悪いんだろう。そして次に思った。ここで気づいたなんてなんて運がいいんだろう。
 どっちにしても今このときを踏みしめて歩くしかない。自分の運命がすべて書いてあるアガステアの葉を読もうとする人々にサイババが「神は人間に「今」しか与えていない」と言ったそうだ。
 天国でゆっくりしてね。短かったけどすごくがんばった人生を尊敬するよ。

私のばか

2005年01月15日 22時39分23秒 | 日記
友人の何気ない一言で世界が真っ暗になるほど傷ついた。また傷ついてしまった自分に自己嫌悪。何故自分はこんなに心が弱いのだろう。こんなことでは癌を克服したとしても怖くて外も歩けない。まして社会復帰など程遠い。ここに来てくださる方たちはみんな優しいからつい油断してしまいました。まだまだお外の世界は凶器に満ちています。自分が悪いのだけど。

杉田かおる

2005年01月14日 23時36分21秒 | 日記
 金スマをみた。杉田かおるは11月に出会った彼と結婚するのですね。大丈夫か????と思ったけど彼の挨拶を聞いてたら本当にいい人でマイダーリンと同じくらいいい人で。杉田かおる自身もお母さんも妹さんもとても大切に思っているみたいで。苦労はしてもがんばれば報われるのだなぁなどと思い、感動してしまった。うっかり感動してしまった。あぁそういう意味では私は報われたわけだから今日は神様への苦情なしです。思えば今日杉田かおるがインタビューで言っていたように私もダーリンに出会って初めて信用できる男性がいることを知りました。

バーゲン乱入

2005年01月14日 15時14分18秒 | 日記
今新宿のカフェで一休み。しかしなぜ世の中には私が欲しい服が売ってないの?こんなとこまで被害妄想。それは流行ってないからに他ならない。気付けよ私。しかし何故か売ってる夏物のワンピースを見ながら次の夏ショートに伸びた髪でこれ着たら楽しいだろうな。ちょっと強めの茶髪にして。そう考えたら元気出た。明日は来ることが信じられる。そんな時が一番元気でる。ちくしょ~となりのお客の煙草が煙い。こういう人から順番に癌になってくれ(+_+)と言いたい。

「優しい時間」

2005年01月14日 01時13分09秒 | 日記
 昨日から始まったドラマ「87%」なんかもちろん見るわけがない。今日は北海道の自然が綺麗だしたまにはいいかしらと「優しい時間」を見たら始まって30分もたってないのにいきなりと手塚理美が乳がん肺転移余命2ヶ月とかという話になり夫役のトキトウが残酷です・・・・と泣くという事態。またですか?いったいどいういうことなの?人が死ななきゃ感動するストーリーに出来ない無いの?それじゃ沢田知可子またはさだまさしじゃないの。ミュージシャンの中ではそんなのご法度よ!もっと日常の何気ないさりげないことで心を動かせないの?「卓球温泉」みたいなドラマがとれないの?あまりに安直だし「残酷です・・・・」はこっちのせりふだ!受信料払わないぞ(NHKではないが)。もらいたいぐらいだ。

リストカッターになりそうな今日

2005年01月13日 18時59分25秒 | 日記
 今日は朝から苛立ちの頂点。一年ぶりぐらいに切れた。わ~わ~と泣き喚き自分の生い立ちから今までのすべての恨みが大爆発。不公平だ。何をしてもうまくいかない。私の鬱は俗にODとよばれる睡眠薬などを大量に飲んでしまうという症状が強かった。でも今手首を切ってしまうリストカッターの気持ちがよく分かる。手首を切ればどれだけすっとするだろうと思う。リストカッターは別に死のうとしているのではないのです。手首を切った瞬間にふっと気持ちが落ち着くから切るのだそうです。そんなことはきっとしないけど。でもこんなふうにリストカッターに近づいたのは生まれて初めて。このままリストカッターになるのだろうか。きっとならない。だって私にはダーリンがいるから。今日もやさしかったな。今までの不幸全部差し出してもおつりがくるほどいい人だと思う。でもやっぱり自分の運命は許せない。
 先日会った友達に「癌だと聞かされてどう思った?」と聞かれたが今日思い出した。「次々降ってわく災難を一つ一つ乗り越えていく私を神様があざ笑っているようだ」と思った。早く死になよ、これだけのことがあったら普通死んでるって。と、言われているような気がした。
 こんな文章を読んでくれて本当にどうもありがとう。心から感謝しています。
 ひとしきり泣いたあと、音楽事務所に何軒か電話をかけ、自分の作品を郵便局に行って送った。だからなんだっていうんだ。こんなことしたところで何が起きる訳でもない。行動した分悲しくなるだけなのかもしれない。打たれても打たれても立ち上がる私を叩きのめすのは楽しいですか?とまた神様に苦情を言う羽目になるのだろうか。