sayaのがんばらない癌闘病記、そして鬱病

乳がん術後6年半で再発。只今元気にホルモン治療中です!

癌患者学の筆者

2005年12月08日 01時39分50秒 | 日記
 癌患者学の筆者の柳原和子さんの名前をたった今、新聞の広告欄で発見。うれしい。ほんとうれしい。この方のことずっと気がかりだったんだけれど、知るのが怖かった。私が癌告知をうけるずっと前にテレビのドキュメンタリー番組で取材をうけていた。確か肺ガンを患い、完治まであと一息の5年目に再発。その時点で余命半年と医師に言われたとか。それでも柳原さんは自分が信じていることをひとつひとつ重ねて日々大切に暮らすのだと、玄米食なんかをこつこつやってらっしゃった映像が印象的だった。玄米食がどうということではなく、自分が信じたことをやってる毎日がいいんですよ、みたいなことおっしゃってて、私もその人生観にすごく共感した。そしてその結果はどうだったのかなぁと時折思い出しては確かめるのが怖かったのだ。あぁでもその結果がそう、今でも元気に雑誌の対談なんかやってらっしゃるんだ!!!!なんて素晴らしい。余命半年の予言をみごとに蹴散らしたのですね。そう、希望はいつだってある。全員が信じていいのだと思う。信じて日々暮らすことそのものが素晴らしいですよね。あぁほんとうれしい。うれしい。

東京ドームでのサザンのコンサート

2005年12月05日 00時15分46秒 | 日記
 今日ついに念願のサザンのコンサートに行った。死ぬまでに一度は行きたかったサザンのライブ。死ぬかもしれないから決死の覚悟でチケットとった。桑田さん登場の瞬間には感動で涙涙。あぁこれがサザンか!東京ドームびっしりのお客さんが波のように大喝采を送り、この世のものとも思えないすばらしさでした。一瞬これで思い残すことはない・・・と思った私だけれど。ホント煩悩のかたまり。総立ち状態につかれ、知らない曲には集中力が落ち、適当に退屈する瞬間もあり、それでも「勝手にシンドバット」なんかのときは再び最高潮のテンションに。こんな自分にちょっと安心。これで思い残すことはないどころか、もう一度、いや何度でも、そして今度はもっといい席でまた来たいと思った。ただ普通に生きられるだけでもありがたかった私が平凡な日常に不満を持ち始め、それでもやっぱりすごく素敵な出来事は日常にまぎれてちゃんとやってくる。これからもたくさんこういうことが数珠つなぎでつながっていくのだなと、久々に人生の先のほうが垣間見れた日でした。桑田さんありがとう!
 それにしてもサザンのコンサートに行って「あぁ私もまたライブやりたいなぁ」と思ってしまう私ってなんてずうずうしいの!

明日はテスト

2005年12月03日 00時27分06秒 | 日記
 癌宣告を受けて会社を休職をして、すぐに入学した通信制大学のテストです。ふぅふぅ。3科目。そのうち2科目合格すればあとレポートが通った時点で晴れて高校数学教師の免許を手にすることが出来る。だからなんなんだと思わなくもないけれど、でもやっぱりね、ころんでもただで起きたくないという雑草魂が隠し切れない私。本当に大転倒だっし、社会からドロップアウトし、大きく遅れをとってしまった気がするけれど、せめて教員免許を手に立ち上がるのさ、、。なんだかいきなり黄金伝説のはまぐちみたい。