sayaのがんばらない癌闘病記、そして鬱病

乳がん術後6年半で再発。只今元気にホルモン治療中です!

年賀状という凶器

2005年01月05日 21時57分58秒 | 日記
 また今日は調子が悪い。死にたい。この言葉を思わず心の中で発してしまう自分が毎回不思議。死んでしまうかもしれない病気が悩みで死にたい。「消えたい」のほうが相応しいのかな。私の場合出産はとっても微妙。向井亜紀ほど不可能というわけではないけれどホルモン治療を中断して出産となると今の段階では生存率は下がることは下がる。子供が産めない。それが何よりも何よりもショックでいまだ立ち直ることが出来ない。そのことを話した友達から子供の写真入りの年賀状が届く。私の病気を知らない人はまぁ仕方ないとして病気を知っていて、さらに子供に関する私の悩みを知っていてそんな年賀状を送ってくる人は複数いた。なんて無神経な。一年間で一番かわいいと思われるショットの子供の写真を見ることそのものも辛いけどこんなヒドイことする人が何故普通に子供が産めるの?何故癌にならないの?不公平だ不公平だ不公平だ。このことは前にも何度も書いたはずだ。だから私がいい人だから。私が可愛いから。そんな無理な理屈今は受け入れがたい。不公平だ。自分だって気づかず人を傷つけていることはあるに違いないということは分かってる。でも何度も言わずにはいられない。不公平だ。神様この貸しは来世で返してくれますか?それとも前世の借りを今返しているのですか?
 だから無作為なんだってば。意味はないんだってば。いつも同じことでつまずいてここで同じことを言ってぐちってすみません。

シャバへのデビュー。

2005年01月05日 01時02分56秒 | 日記
 友達から新年会のお誘い。もう抗がん剤も終わったし髪ないけど松たか子ウィッグがあるし断る理由なんかないんだけど断るのも行くのも怖い。その理由がよくわからない。髪のせいかもしれない。でもきっと未来を夢見る気持ちに変化があったから。誘われた集まりというのが昔から一緒に夢を追いかけた仲間。そう、ミュージシャンへの。いつもいつも夢に向かってあの手この手で励ましあってきた仲間。でも今の私はあの頃とは違う。夢見る気持ちは持っているけどあの頃とは違う。一番違うのが人生は運なのだと確信してしまったこと。癌になるまではよくなんでこのミュージシャン売れてるのかな?何でこのミュージシャンは売れないのかな?といろいろ分析してたけど今は運がいいからじゃないの?で終わる。話すことなど何も無い。でも私にとってはとってもとっても大切な時期を過ごした大切な仲間。その仲間に今度は癌の完治を信じさせて欲しい。励まして欲しい。癌になってから本当に友達が減った。人一倍友達が多かった私がもう片手にさえ余る。でもこの仲間だけはなくしたくない。なんでだろう。自分の人生が間違っていなかったことを唯一信じさせてくれるからだと思う。がんばらない日記とかって題名つけたけど実はホントはすごくがんばってがんばりすぎて癌になった自分を責めている。でもでもそんなことないよ、関係ないよ。あの頃はそれで価値のある時間だったと言って欲しい。何て自分勝手な私!でも今は純粋にそんな助けを求めてる。そしてもし私が出来ることがあるのなからもちろん私も何かしたい。
・・・・・・とりあえずみんな健診行きなよ。こんなんでもいいのかな。