学生時代の恩師に相談。まだ調査中だけれどそこそこ根拠のある治療なら標準以上の治療を検討中。もしやるとなったら保険適用外で莫大なお金がかかる。私が微熱や鬱などに苦しみながらもこつこつ長い間かけてためたお金をつぎ込むことになる。私は何のために貯金をしてきたんだ・・・・。そう思うと悲しくなる。でも、思い直した。何のために私が貯金をしてきたかというと「いざというとき」のため。漠然とそう思って貯金してきた。うーん、もう少し具体的にいざとなればお金で命が買えることもあることを知っていた(もちろん買えないこともあるけど)。そしてそれはたぶん家族のために使うと思っていた。でもいい。とにかく親より長生きしなくては。悲しい思いはさせられない。いざというときは今じゃないか。自分のために使おう。そしてその代償として絶対に幸せになろう。今すぐ。癌じゃない人に気の持ちようと言われるとめちゃくちゃ腹立つけど・・・でもここはうまく自分の心を操縦しよう。とりあえず持ち駒は今潔く出そう。そして生きるのだ・・・・私!!!結果を求めないように。ベストを尽くすただそれだけ。
強度近眼の私。コマーシャルを見てこれすごっ!って思って今回いつものワンデーアキュビュー に加えて一箱だけワンデーアキュビュー ディファインを買ってみた。コンタクトレンズ屋さんで試着して片目だけつけた時点でうわっこれすごっ!とびっくり。ほんとに目がパッチリ大きくなるの!!!!なんていうかさとう玉緒ちゃんみたいにうるうるする感じかなぁ。いつものワンデーアキュビューの値段よりも一日あたり70円高いんだけどちょっとおしゃれしてお出かけの時なんかにいいかなぁ。今髪がベリーショートだから伸びるまでのささやかな贅沢として。先日もベリーショートの髪をワックスでクシュクシュさせてワンデイアキュビューディファインをつけて春のワンピースで外出。久々にあった友人に痩せたじゃん!って言われてわーーーい!そうそう、マグネットでつけるピアスも買っちゃった。こっちは500円。かなり強力で今のところなくしてない。というわけで今の私。一年前より約3キロ強減量、耳にピアス(まがい)、ベリーショート、瞳うるうる、ちょっと茶髪くしゅくしゅで社会復帰に向けて闊歩中。ホルモン療法におびえているみなさんへ・・・・。だいじょぶです!デュークウォークでがんばりましょうっ。。。。
熱下がらずです。寒気とホットフラッシュが15分おきに襲ってきてホント辛いです。ベッドから携帯でアップです。こんな日はすべてに絶望してしまいそうですがそれは鬱の罠なのでさりげなくスルーします。眠剤で眠るほうがまだいいかな。100点とれなくても10点でも20点でもおさえていこうよ、私。人生なんか別に素晴らしい必要なんかないわ。ちょっとステキで十分よっ!
今日は精神科の日。思い切ってウィッグなしで行ってみた。先生が「ウィッグやめたんですか。まぁまぁじゃないですか。」と言った。マイダーリンとの関係はどうかと聞くので別に波風たちません。と答えたら「そっちのほうはようやくまともな人に出会ったか・・・」とつぶやいた。私の主治医ほんとスィートなんだけどなにげで毒舌。笑える!!!!
今日四ヶ月ぶりの再発チェックの検査結果を電話で聞いた。「どこにも異常ありません。安心していいですよ。」と看護師さんが言ってくれた。あぁありがたいことだとやっぱり思う。人の感情はとても相対的なものだから健康な人がうらやましく子供がいるひとがうらやましくねたましい。だけどその一方で再発チェックで異常のないことはありがたい。うれしいというよりありがたい。相対的に。異常があるよりはありがたい。相対的なこの感情を利用して幸せになることはきっと簡単なことなんだろうな。それが不治の病のドラムブームの秘密なのかな。他人の不幸をみて自分の幸せをかろうじて感じるというような。でも私はこと病気ではそんな品性のないことはしたくない。癌の人全員がたすかってほしい。病院の点滴センターで点滴をしているときも再発の患者さんでさえ絶対に大丈夫と思っていたい。いや、絶対に大丈夫。セーフなのよ、セーフなのよ。私たちの生存率は交通事故でなくなるひととまったくおんなじ。みんな!間に合ったのよ!そしてだから私も間に合ったのよ。人の幸せから自分の幸せを学べばいいのか。あぁそこまで高尚にもなれないけど。
この10年一緒に音楽をやってきた友達が最近大きな事務所から声がかかりブレイク寸前。そのときその子が言ってくれた言葉が「sayaちゃんが再発なんて何さ!って思えるほど稼いで最新医療にばーんとお金出してあげる。アガリクス買い放題!」もうその気持ちだけでうれしくってそんなこと言ってくれる友達をくれた人生を神様に感謝します。それをよろこんでいる私によろこんでくれるダーリンの存在にも大きく感謝します。泣いてばかりの今日でした。熱が下がらずちょっと苛立っているのかな。でもでもありがとう。の一日でした。