私なりの前向き

学校の帰り、あまりにも気持ちが落ち込んで
もうどんなに高くても欲しいものを買ってやろうと
渋谷の街に出た。

サンリオを２件ハシゴして結局何も買えなかった。

最後に伊東屋に立ち寄り
新しい修正テープ（可愛く自分でイラストが入れられる）と、
パンチの穴を保護するシート、
合計３９９円を買った。

これで明日、たまりにたまったプリントを全部ファイルしたら
どんなに気持ちがスッキリするだろう。

明日がちょっと楽しみだ。
久しぶりにちょっとだけ。

ただ1人の人が許してくれたら

私は今、たったひとりのひとのためだけに生きている。そのひとは私以上にこの不幸に苦しんでいる。だからそのひとが生きてる限り絶対死んじゃだめだと思っている。

そのひとは私と代われないことを嘆き、私にしてあげられることがないと悲しんでる。

でも、ある。
もしも私がここで命を断ったら

この先なん年も検査結果と死んでゆく瞬間に怯えながら生きるよりここで死ねたほうが本人にはよかったと思ってくれること。

もしそう思ってさえくれたら私はどんなにか楽になれるだろう。

鬱病がもっとひどかったとき何度となくODを繰り返す私に先生は

死んではダメ。
何故なら必ず治る病気だから。

と説得してくれた。

そこなの。
そこが今は違う。
今この苦しみに耐えたところで治らない。

いつかくすりが効かなくなってまさに死ぬほどの体調不良で苦しんで終わる。

だから私はどうしてもどうしても頑張れない。

たったひとりのひとが前向きに私の死を受けとめてくれたら。

たったひとりのひととは母です。そんなひどいこと出来るわけないじゃん。
ホントだよ。
私のバカ。