高須台 渡辺 ピアノ/オカリナ教室

大人から子どもまで楽しく

県立美術館にて

2012年12月11日 | 日記

 今日は県立美術館で、「永田モエー夢みる力展」(もえ、の漢字が変換できなかったので、カタカナにしました。本当は漢字です)を観ました。私は中学生の頃、モエさんの絵が大好きでした。モエさんのお花と妖精の夢のような世界にひたって、よく空想にふけっていたような気がします。私も真似をして、お花の中に住む妖精の絵を描いては楽しんでいました。残念ながら、大人になるにつれて空想にふけることもなくなり、結婚、出産後は時間に追われるような毎日で、モエさんの絵を好きだったことも忘れてしまいそうでした。
 展覧会の解説の中で、このようなことがかいてありました。ストレスの多い社会の中で生きている大人こそ、モエさんの絵のような夢をもつことが必要なのではないか。夢をみることは、明日を生きるための力になるはず。確かに夢がなければ、毎日が楽しくないですよね。どんな夢でもいい、小さな夢で充分、夢を持って毎日を楽しく過ごしたいですね。
 そういえば、娘がピアノを習っていた時に使っていた教則本は、モエさんの絵がたくさんのっていました。家にある「マッチ売りの少女」の絵本はモエさんの絵でした。今までもいろいろなところでモエさんの絵をみていたと思うのですが、こうして1度にたくさんみることによって、中学生の頃の夢みる気持ちを思い出したような気がします。
 県立美術館では「浮世絵の美」も同時開催していたので、そちらも観たかったのですが、1つの展覧会をじっくりみると結構つかれるので、今日は我慢して帰りました。モネ(モエではなく)は浮世絵に興味を持っていて、浮世絵を収集していたそうなので、1度ゆっくり観てみたいなぁと思っていたのです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

たつのおとしご

2012年12月06日 | 私の愛する楽器たち

 

 

 これは、たつのおとしごのオカリナです。毎年エムミュージックの新春発表会の参加者には、江村先生の手作りの干支のオカリナがプレゼントされます。今年は辰年ですから、空を舞う辰ではありませんが、たつのおとしごのオカリナがプレゼントされました。私はそれを素焼きの状態で購入し、自分で色をぬってみました。女の子にはお花の模様を、男の子にはトトロのおなかの模様を描いてみました。なかなか可愛くできたと満足しています。このオカリナ、ちゃんと音階になっていて、曲を演奏することができます。手作りなので、ん?というところもなきにしもあらずですが、おかしなところがある時は、少しでもきちんとした音階になるように、いろいろと工夫してみます。指使いを自分であみ出したり、吹き方を変えてみたり。それがまた楽しかったりするんですよね。
 今年の1月のおはなし会ではテーマが「辰」だったので、このオカリナを子どもたちとお母さん方の前で吹いてみました。みなさん耳をすまして聴いてくださいましたよ。それから、先月のアトリエモラでのコンサートでも吹いてみました。「可愛い!」と言っていただき、たつのおとしごたちも嬉しかったことでしょう。
 さて、来年は蛇年です。蛇のオカリナってどんなの?と思われるでしょう?なかなか可愛らしかったですよ!また、来年になったらご紹介しますね

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第2回 ラ・クラヴィアータコンサート

2012年12月03日 | コンサート

  12月2日(日) 音楽茶房ムシカにて、第2回クラヴィアータコンサートが行われました。なんとも楽しいコンサートで、大人になってピアノを始めた方から私のようにピアノ講師をしている者まで、年齢、経歴もさまざま方々が集まって、とにかくやりたい曲を演奏し、やりたいことができるというおおらかで楽しいコンサートなのです。
 すじがね入りの音楽好きの方が集まっているので、プログラムもバラエティに富んでいておもしろいのです。今年も、「私の生徒さんに発表会で弾いてもらうのにいいかも・・・」という曲がありました。どなたかにおすすめするかもしれませんよ私はベートーヴェンの「32の変奏曲」を演奏しました。20年ほど前に学生時代の友人が演奏しているのを聴いて、「いつか演奏してみたい!」と思っていた曲です。そして、デュオピカリーナで、「アルプス一万尺」を演奏しました。10月の市民サロンコンサートで演奏した、5種類のオカリナを使う曲です。5種類のオカリナを使うように自分でアレンジをし、ピアノパートはピアノの岩本さんと話し合いながら、2人でつくりあげた思い出深い曲です。聴いてくださった方から「オカリナってきれいな音がするんですねぇ」と言っていただいて、本当にうれしかったです!
  自分の演奏に対する反省は多々ありますが、この曲にチャレンジできてよかった!という思いと、次はあれを弾きたい、これも弾きたい!というわくわくした思いを胸に会場を後にしたのでした。
  

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする