今日は県立美術館で、「永田モエー夢みる力展」(もえ、の漢字が変換できなかったので、カタカナにしました。本当は漢字です)を観ました。私は中学生の頃、モエさんの絵が大好きでした。モエさんのお花と妖精の夢のような世界にひたって、よく空想にふけっていたような気がします。私も真似をして、お花の中に住む妖精の絵を描いては楽しんでいました。残念ながら、大人になるにつれて空想にふけることもなくなり、結婚、出産後は時間に追われるような毎日で、モエさんの絵を好きだったことも忘れてしまいそうでした。
展覧会の解説の中で、このようなことがかいてありました。ストレスの多い社会の中で生きている大人こそ、モエさんの絵のような夢をもつことが必要なのではないか。夢をみることは、明日を生きるための力になるはず。確かに夢がなければ、毎日が楽しくないですよね。どんな夢でもいい、小さな夢で充分、夢を持って毎日を楽しく過ごしたいですね。
そういえば、娘がピアノを習っていた時に使っていた教則本は、モエさんの絵がたくさんのっていました。家にある「マッチ売りの少女」の絵本はモエさんの絵でした。今までもいろいろなところでモエさんの絵をみていたと思うのですが、こうして1度にたくさんみることによって、中学生の頃の夢みる気持ちを思い出したような気がします。
県立美術館では「浮世絵の美」も同時開催していたので、そちらも観たかったのですが、1つの展覧会をじっくりみると結構つかれるので、今日は我慢して帰りました。モネ(モエではなく)は浮世絵に興味を持っていて、浮世絵を収集していたそうなので、1度ゆっくり観てみたいなぁと思っていたのです。