うさぎのひとり言

唐突な思いつきで、脈絡なく不定期に書いてます。

ドクターストップ

2007-08-12 | Weblog
普通、叱られた人は落ち込むのではなかろうか。自分のしでかしたことに落ち込んだり、被らされた責任に反発したり、予想外の厳しい怒りに驚いたり、いろんな感情の揺らぎはあるけど、一言で言えば落ち込むのは自然な反応ではないか。
いきなり日替わりでドクターが登場して話がややこしくなったように思えてならない。「食事ものどを通らないほど反省している。落ち着いたら記者会見する」じゃ、だめだったのか?
【ウツ】という診断名を広く世間一般に正しく理解してもらいたいと尽力してきた人たちの努力が水泡に帰すことになってはいけない。
【ウツ】という病を受け入れ治療に取り組んでいる人たちの努力を挫いてはいけない。
ドクターの言葉には特別な重みがある。
一人のペーシェントにとって最善を尽くすことは大義ではあろうが、(今回はクライアント色が強くてその辺も嫌なんだが)、テレビで発言するからには、その向こうにいる、多くの患者・家族への配慮も忘れないで欲しい。大体、診断結果は個人情報なのに、なんだってペラペラ喋るんだ? 診断の正誤よりも、ほかの使命を帯びているように感じてしまう。