一握りの砂も 一坪の土地も アメリカのものではない。占領下の沖縄で米軍の圧政と闘い、米軍が最も恐れた男・・・映画「カメジロー」を観ました。
沖縄返還から45年、日本国憲法施行から70年、瀬長亀次郎生誕110年。TBSで制作されたドキュメント映画ですが、いまだにアメリカの占領下かと思えるほどの今の沖縄の実態と重なって見えたのは私だけではないと思います。
幾度も繰り返される米軍による事故と犯罪。そのたびに「遺憾」の言葉とともにもみ消される抗議の声。秋田から遠く離れた沖縄ですが、体に例えれば沖縄の痛みは、日本全体の痛みです。
安保法制の下、時の政権が言ってきた専守防衛から、攻撃型の軍事行動を進めようとする安倍政権。さらに、改憲をめざすに至っては、憲法を守るため一人でも多くの「カメジロー」が必要です。
明日28日、憲法を守り、新基地建設阻止の大きな闘いとなる名護市長選が告示されます。稲嶺ススム現市長3選のためがんばりましょう!