確定申告と消費税

経営の年間総決算

　現職のころ、2月は「税金相談」で走り回っていた時期でした。個人業者さんや農家のみなさんににとって、一年間の経営の総決算であり、3月15日まで所得税の確定申告をしなければなりません。20年に及ぶ景気の空白期間、がんばって働いても「営業や農業を維持するのが精いっぱい」との声も聞こえてきます。また、所得税がゼロであっても消費税はそうはいきません。消費税が価格に転嫁できない中小零細業者や農家は重い負担の現実があります。来年は消費税８％に、そして次年度は１０％になったら・・・「生業をたたむしかない」と深刻です。

　（全商連ＨＰから引用）

　増税で経済底抜けに

　全国商工新聞2月11日付一面で「消費増税ストップ」「内需振興でデフレ脱出・景気回復を」の全国中小業者団体連絡会の決起大会を報道しています。「集まれば大きな力」と全国から1850人が参加しました。増税されれば「日本の経済は底がぬける」の訴えに「そうだ！」の声が会場に響いたとありました。

「３．１３重税反対集会」の成功を

　毎年全国各地で「重税反対集会」が開催され、秋田市内でも計画されています。ぜひ一緒に参加しましょう。

　

豪雪対策など申し入れ

　日本共産党市議団は２月１日、穂積市長に対し「豪雪災害対策」と「灯油価格高騰への負担軽減」の申し入れを行いました。今冬は、例年と比べ５倍近い積雪となっています。市議団は、２月の段階では今後とも降雪が続く可能性があり、高齢世帯の雪下ろしや、道路の安全確保など、４項目の要望を提出しました。　同時に、灯油高騰が９週間続いており、低所得者の負担は大きくなっています。負担軽減のために灯油購入費への助成を要望しました。