〇〇地区 各町内会長 各位・・「お知らせ」とする〇〇地区連合会長△△ 〇名の文書が出されました。
「本年4月に実施されます統一地方選挙において、当連合町内会として下記のとおり推薦等につき決定しておりますので、ここにお知らせいたします。つきましては、ついでの折に貴町内会の回覧等で町民の皆様にお知らせ頂きますようお願いたします。」
記 秋田県議会選挙推薦候補 新人と現職2名 秋田市議会議員選挙推薦予定者 現職1名の氏名とともに、※推薦基準①〇〇地区内に居住していることまたは②現職であること。・・との理由を記しています。そして、県議新人予定候補の座談会の日程まで掲載。
そもそも町内会員は、さまざまな人がそこに居住し、さまざまな価値観や考えがあるのが当然の地域の自治組織です。そうしたことを踏まえたうえで地区(町内会)連合会で特定の予定候補者を推薦し、傘下の町内会長宛の文書を出す行為は理解を得られないばかりか、思想信条の自由を侵犯するものです。こうした行為は、本来の自治組織の役割を放棄するものとも言えます。町内会等自治組織は、政治家の下請け機関ではあってはなりません。推薦を「いただいた」予定候補者の心境を聞きたいものです。